札幌岳にAさんを誘ったつもりが、なぜか盤の沢山にと逆提案。
2時間半程度の手頃な山だということで、初登の山でもあり誘いに乗った。 登ってみると、頂上までの高低差は450m程度で、初級の山との印象を持った。 最初は草に覆われた散策路を歩く感じで、やがて沢地形を進み、そこから尾根に乗るまで急傾斜のトラバースや直登になる。 斜度がある上に足下は滑りやすいから、両手を駆使して枝などを掴まりながら登った。 軽アイゼンがあればかなり楽ができるかも。 ただ、そこそこ笹狩りがされていて、藪漕ぎをする場面が殆どなかったのは有り難かった。 そして、標高893mの三角点まで上がれば、あとは細尾根上の小さなピークを三つ越えると頂上だった。 Aさんから聞いていた所要時間よりかなり早く到着したけれど、頂上まで樹木に遮られて殆ど眺望がない。 頂上からやっと半分ほどの視界が得られるものの、樹林の中は風が入らず、真夏の炎天下ならただただ辛い登山だと思う。 後半は両側が切れ落ちた細尾根を歩くので、落葉した後の晩秋以降や残雪期なら案外素敵な眺望が得られるのかも知れない。 山行記録 駐車場08:12→三角点09:35→頂上09:55~10:25(昼食)→三角点10:41→駐車場11:37 登りに1時間43分、下りは1時間12分 登山道などの状況は、この山の登山道を開削したnagaiさんが、ご自身のHPで詳しく説明しているので、それを紹介しようと思う。↓ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 無事下山。 このエクストレイルに付けているプレートは元々三菱パジェロイオのオプション品。妻がアルバイトで収入があった平成12年当時、新車購入のプレゼントとしてアルバイト料から出してくれた想い出の品。その後エクストレイルばかり6台乗り換えたけれど、その都度プレートだけはディーラーに頼んで付け替えている。さすがに17年経って色合いがくすんできた ▲
by tarumae-yama
| 2017-08-31 11:51
| 登山
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先日樽前山のご来光登山を一緒したAさんとタイトルの山を登ってきた。
八剣山は昨年11月3日以来ほぼ10ヶ月ぶりで、盤の沢山は初登だった。 いろいろな意味で盤の沢山は、千歳から出かけて再登するほどの魅力があるかといえば微妙。 でも、紅葉の時期か残雪期なら印象がガラッと変わるかも知れない。 今回はAさんに案内してもらったけれど、興味を示す山友がいれば紅葉の時期にもう一度登ろうかとも思う。 そんな山友がいればの話だが。 とりあえず、速報版として写真を6枚アップした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 標高は498mしかないのに、八剣山の頂上からの眺望は高度感がたっぷり ▲
by tarumae-yama
| 2017-08-30 18:06
| 登山
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昨日、図書館から借りてきた本が面白くて一気に読み終えた。
「羊と森の鋼」で2016年本屋大賞を受賞した宮下奈津氏の「神さまたちの遊ぶ庭」。 ![]() 2013年4月、福井市から宮下氏が家族とともにトムラウシに移住し、山村留学を1年間経験した日記風のエッセイ。 全校生徒15名の新得町立富村牛小中学校に転入した、中3、中1の兄弟と小4年長女の学校での出来事をメインに、トムラウシでの生活ぶりが母親の視点からユーモラスに描かれていて、時に笑い時には涙腺を緩めながら読んだ。 本の中では、もっとニヤリやホロッとさせられた記述があるのだが、私は子供達が通う小中学校の校歌について触れた日のことが気に入った。 ちょっと長くなるけれど、その日のことを書いてみる(これは著作権に触れるだろうか?)。 9月某日 仲間 ドライブの途中で、樹海小学校という学校を見つける。仲間だ、と直感する。実際に樹海の中にあるのだ。樹海小学校。うふふ、きっと仲間だ。 山また山や大雪の ひるなお暗き密林に 富村牛小中学校の校歌の冒頭である。「山また山」はまだしも、「昼なお暗き」といわれてしまうと言葉が詰まる。まして「密林」とまでいわれた日には。 そうだ、二番の歌詞には樹海も出てくる。 果てなく続く樹の海に 小鳥や鹿を友として われらは強く育ちたり 「小鳥や鹿を友として」も忘れがたい。きっと、樹海小学校の校歌もすてきなんだろう。 以上、「9月某日 仲間」の全文を掲載した。 それで興味を持った私は、ネットから富村牛小中学校のホームページに飛んでみた。 ![]() 三番の「仰げば高き二ペソツの」はまだしも、四番の歌詞は全てがすごいと思った。 圧倒された。 ▲
by tarumae-yama
| 2017-08-30 00:21
| 日々の出来事
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樽前山の西山に立つまでは風不死岳のことは考えてもいなかった。
ただ、案外身体は軽いし、飲み物も十分持ってきたので、風不死岳に向かうことに。 途中、6名の下山者とすれ違ったけれど、頂上に到着したときは無人だった。 北尾根から登ってくる気配もなく、静かな頂上でしばしくつろいだ。 西山から風不死岳まで1時間半ほど、風不死岳の登山口からだとたった52分で頂上に到着できたのは、早朝でまだ気温が低かったせいだろう。 やはり、気温が高くて汗だくで登るのはしんどい。 下山中に夫婦やソロの男性など続々と登ってきた。 その中の一人から、「デジカメさん!?」と声をかけられた。 昨年6月、徳舜瞥山であれこれお話をし、その後樽前山でもお会いした札幌のKさんだった。 「毎日(のように山に登っていて)、お元気ですね」と65歳のKさんに褒められた。 あのときはご夫婦で登っていたが、今日は単独だった。 そのKさんの奥さんに、樽前山7合目の展望台でやはり「デジカメさん!?」と声をかけられた。 聞くと、奥さんは腰に痛みがあるため風不死岳には行かず、分岐で別れから東山登頂後戻ってきたそうだ。 駐車場でご主人と合流するまでには時間がありそうだったので、ベンチに腰掛けておやつを食べながら30分以上もあれこれお話をした。 6月に1週間ほどブログを休んだことをえらく心配していたご様子に恐縮(^_^;) 毎日のようにブログを見ている読者がいるというのは本当に有り難いと思う。 とってつけたようだが、山報告を少し。 今樽前山はシラタマノキが見頃を迎えているけれど、イワギキョウもネジバナも数が少ない上にもう終わりに近い。 タルマエソウは、(ブログにリンクしている「森ぶらりん」の)moriさんの言葉を借りるなら風前の灯火だ。 それに、932m峰のトラバースから風不死岳の登山道は、笹や草が一部被さっていて早朝なら衣服がびっしょりと濡れてしまいそうだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by tarumae-yama
| 2017-08-29 07:31
| 北海道100名山
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夜明け前の7合目駐車場の車の多さに驚きつつ、風不死岳からまた樽前山東山を経由して駐車場に戻ったのは10時半頃のこと。
ヒュッテ近くの路肩駐車は、晴天の週末なら見慣れた光景だが、5合目のゲート横にも10数台の車が停まっていて、7合目の駐車場が空くのを待っていた。 係員に尋ねると、多分1時間待ちだろうとのこと。 小さな子供もいたから、親もなかなか大変だ。 東山で日の出を迎えた登山者は十数名いたけれど、樽前神社奥宮を経由して西山に向かう登山者は見当たらず、Aさんと分岐近くで別れた後は一人旅となった。 環境省が今年徹底的に駆除したと聞いていたのだが、途中の斜面にコマクサの株が多数残っているのには驚いた。 写真の上でクリックすると大きくなります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
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| 2017-08-28 07:27
| 樽前山
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7月に中天狗岳を案内してくれたAさんと樽前山からの日の出を見に出かけた。
3時半に駐車場に着くと何とすでに16台もの車があってびっくり。 地平線に雲が少しあったけれど、それでも感動的なご来光だった。 撮影後、Aさんは体調が今ひとつということで東山から下山したが、私は西山へ行きたかったため分岐近くで別れた。 西山に到着するとそのまま下山するのはなんとなくもったいなくて風不死岳まで足をのばすことに。 とりあえず速報版として写真を6枚アップした。 写真の上でクリックすると大きくなります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by tarumae-yama
| 2017-08-27 16:46
| 樽前山
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ヤマレコのgenesis1_1さんから案内してほしいと頼まれていた楓沢、前日になって勤務先から呼び出しがありそうとのことで急遽不参加となったのは残念だった。
紅葉の時期に再度計画しようと思う。 参加者が減って少し寂しくなったけれど、樽前山7合目の駐車場に1台デポし、我々4名はスタート地点の紋別橋に向かった。 週末ならまず当てにできない近くのゲート前に停めることができたのは幸運だった。 もっとも、今日の天気と昼から所々で強い雨が降るとの予報のせいか、午前7時時点で樽前山の駐車場すらたった1台停まっていたのみだった。 予報より早く9時半頃から雨が降り出し、楓沢を抜けた所でレインウエアを着用。 それでも、まだ時々止み間もあった。 ヒュッテでコーヒーをご馳走になり、管理人さんにお礼を言って外に出た時には本降りの雨だったから、我々は良いタイミングで下山できたと思う。 さすがに、楓沢でも樽前山のお花畑でも登山者に会うことはなかった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
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| 2017-08-27 00:44
| 登山
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大阪のKご夫妻と、共通の山友である札幌のSご夫妻の5名で北広島市にある「くるるの杜」で昼食を摂った。
Kご夫妻とは平成6年に利尻山で知り合ったと以前何度か記事にしたが、Sご夫妻(正確にはSさんと愛犬)とは平成12年に藻岩山で初めてお会いした。 当時、妻の母親が札幌市内の病院に入院していて、妻が病室で介助している間、私は藻岩山や三角山などで過ごしていた。 料理上手なS夫人には、Sさんと一緒に登った藻岩山下山後、一度ならずご自宅で昼食をご馳走になった。 今にして思えば、随分厚かましくて赤面する。 平成13年の4月に稚内に転勤になって間もなく、Sご夫妻は利尻山に登りに来た。 私の住む宿舎に泊まってもらい、翌日妻も含め4名で利尻山に登った。↓ ![]() 利尻山手前の三眺山にて。札幌のSご夫妻と。2001年6月30日撮影 今日は、実の妹のように接していただいたK夫人やS夫人から、妻の想い出話も出て涙腺が緩んでしまった。 昼食後は、札幌の娘さん宅で22日間の滞在を終え翌日大阪に戻るKご夫妻が、娘さんや友人へのお土産にしたいということで、幼友達の経営する果樹園へブルーベリー狩りに出かけた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by tarumae-yama
| 2017-08-26 07:09
| 日々の出来事
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山友のポッケさんと5月30日、恵庭岳の頂上で偶然出会った。
それからほぼ3ヶ月が経った今日、そのときの記事がやっとアップされた。↓ 6月の中旬に6日間休診するとブログで断っていたから、また海外旅行に出かけるのだろうとは思っていた。 だが、これだけ長期間ブログを更新しない訳はただ一つ、独り身のポッケさんは現地で好い娘を見つけ、帰国する気がなくなったのだろう、そう思っていた。 だが、幸か不幸かそんなこともなく、帰国してまじめに仕事をやっている(らしい)。 そんなポッケさんのブログは、とぼけた味(ごめんなさい)が面白くて大好きだ。 ![]() 恵庭岳頂上のポッケさん。2017年5月30日撮影 ▲
by tarumae-yama
| 2017-08-25 23:38
| 日々の出来事
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一昨年の8月25日に大阪のKご夫妻と樽前山に登ったときは、932m峰のピストンだった。
今回は、Kさんの体調がすこぶる良かったらしく、932m峰から東山経由で下りたいと希望が出された。 夫人は、途中でバテないか不安を持たれたようだが、そんな心配は全く不要だった。 それなら来年の夏は、今回断念したニセコの山を計画しようかと思う。 今から来年の話を持ち出したなら、鬼はせせら笑うだろうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() わずかに残っていたタルマエソウとネジバナ。下山者はフランス人のカップル
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| 2017-08-25 09:21
| 樽前山
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