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2019年 10月 06日 ( 1 )

「すぐ死ぬんだから」

北アルプスの山に出かけるとき、ザックに文庫本を1冊入れていった。
だが、天気に恵まれ、毎日長距離を歩いたこともあり、本など読む気力もなかった。
実のところ、隊長Oさんから予備のTシャツ1枚すらザックが重くなるからと言われ、本などとんでもないと。
まあ山小屋で停滞することになっても、どの小屋にも沢山の本が置いてあったけれど。

無事遠征から帰宅すると、図書館から予約していた本が貸し出しできるとメールが届いていた。
それが、内館牧子のタイトルの本だが、なるほど図書館の予約ベスト10に入っていたのが納得出来るほど面白かった。

老齢になるほど外見を磨き、それが内面の輝きにもなると言いつつ、息子の嫁に対する建前と本音の違いには笑わせてもらった。
大学生の孫までいる円満な夫婦であったその夫に、40年もの長い間愛人と子供までいたことを夫の死後に知り、逆上する様子も面白かった。

横綱審議委員会の委員をやっていたときはあまり良い印象を持っていなかったけれど、「すぐ死ぬんだから」の読後、内館牧子に対する思いがすっかり変わってしまった(^^;)
「終わった人」も借りてこようと思う。

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北アルプスの山行から帰宅し、図書館から借りて来た本

by tarumae-yama | 2019-10-06 08:03 | 日々の出来事 | Comments(0)