2018年 04月 04日 ( 1 )

「不死身の特攻兵」

山友のTOMさんが紹介していた「アルテーミスの采配」を、今読んでいる。
まだ三分の一程だが、中々面白い。

先日、タイトルの本を読んだ。
陸軍の特攻兵として9回出撃して、その都度生還したという。
司令官から、必ず体当たりして死んでこいとの命令にもかかわらず、どうしてそんなことが出来たのか。↓



その特攻兵佐々木友次氏は、当別村(現在の当別町)の出身で、2年前に92歳で亡くなっているけれど、著者はその2ヶ月前に病室でインタビューをしている。

そこで、特攻隊の隊長である岩本大尉が、特攻作戦に疑問を抱き、爆弾を投下できるようこっそり改造し、部下には投下後帰隊するよう伝えていたと。
だが、死んでこいと命令する司令官と、志願という形を取りながらも特攻隊員に指名された隊員の葛藤などなど、読んでいていたたまれなくなる。

岩本大尉の妻は、まだ結婚して1年も経たずに未亡人になった。
私の叔父(父の弟)も、終戦の年の5月沖縄で戦死したが、その時叔母はまだ27歳で一人息子は2歳にもなっていなかった。

この本は、生還した特攻兵を通し、戦争の不条理さを鋭く突きつけているのでは、と思う。
ぜひ、一読をお勧めしたい。
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by tarumae-yama | 2018-04-04 07:17 | 日々の出来事 | Comments(0)