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2014年 01月 22日 ( 1 )

桜木紫乃の小説

昨年9月の記事で、桜木紫乃の「ホテルローヤル」を図書館に予約していると書いた。
年内には借りられると期待していたのだが、まだ2,3ヶ月も先になるらしい。
それで、とりあえず彼女の別の本などを借りてきた。

私の読書の評価基準は、面白かったかどうか、ただそれだけ。
その点では、「ターミナル」はまあまあ。
だが、「凍原」はとても面白かった。

短く分かりやすい表現、そして場面の転換がなかなか洒落ていて素敵。
結構長編だが、一気に読み終えた。
ただ、話の展開には少々無理があり、ネットで「火曜サスペンス劇場」のようだという書き込みがあったけれど、なるほどそんな感じを受ける(「火曜サスペンス劇場」なるものを見た事がないのだが)。

ともあれ、釧路湿原が舞台だし、彼女は釧路育ち、私も僅か2年間だが釧路で自然(大気)相手の仕事としていただけに、海霧の表現など肌に染みこむほど熟知しているのだろう、実に情景描写が上手だと感心した。

ますます、「ホテルローヤル」が待ち遠しい。
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桜木紫乃の本ではないが、「HIV マリコの場合」の内容は驚くべきもので、とても実話とは思えない。表現は適切でないかも知れないが、とても面白かった
by tarumae-yama | 2014-01-22 07:28 | その他 | Trackback | Comments(0)