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熊撃退スプレー

先日(8月14日)、知床の羅臼岳で20代の男性が下山中に熊に襲われ、登山道脇に引きづられて行ったと同行者から救助要請の連絡があったそうだ。
その夜、全国ニュースや翌日のワイドショーでも大きく取り上げられ、そして午後には遺体で発見されたと。

知床では熊の生息数が多く、登山者のみならず観光客にも目撃されることが多々あったけれど、知床が世界自然遺産に登録された2005年以降、初めての事故らしい。
私自身、羅臼岳に何度か登っているし、20年以上前に羅臼岳から硫黄山までテン泊して縦走しているけれど、熊の目撃も遭遇もなかったのは、ただただ幸運だったのかも。

思えば、日高のカムイエクウチカウシ山で、福岡大のワンゲル同好会の隊員3名が熊に襲われて亡くなったのはもう55年も前の事で、その後山菜採りの人が襲われる事故が度々あっても、登山者が襲われるのは久しくなかったはず。
だが、そのカムイエクウチカウシ山の頂上付近で、6年前登山者が襲われ大けがをした事故があった。
蛇足だが、その男性とは顔見知りだ。

そして、2年前に大千軒岳で北大生が熊に襲われて亡くなり、その2日後、消防隊員3名が同じ山で襲われいる。
勇敢にも消防隊員の一人がナイフで熊の顔を刺し、その熊は翌日死んでいるのが発見された。

話は戻るが、14日の羅臼岳事故の2日前にも登山者が至近距離に現れた熊に、熊撃退スプレーを噴射しても2,3分つきまとわれるという事案があったらしい。

熊撃退スプレーについては、至近距離から熊の顔面に噴射できるのなら効果はあると思う。
実際、以前消費期限切れの熊撃退スプレーを風上からどのくらい飛ぶのかテストしたことが有り、その時、十分拡散されるのを待たず風下に歩いたため、眼に入ってひどい状況になったことがある。

だが、近くに熊が現れた場合、ケースから取り出し、ロックピンを外し、風上にいることを確認の上に10m以内に近づくのを待って噴射する冷静な行動を、私はとれそうにない。
なので、熊撃退スプレーは持っているものの、登山に携行する事はもう数年ない。
それでも羅臼岳の事故を受け、これからは持参しようと思ったけれど、これも消費期限切れになっていた。

ネットを見ると、私が持っているのと同じ熊撃退スプレーは今、24600円もする。
1万円台で買えるものもあるけれど、それは僅か5秒しか噴射できず、有効距離も4m~7mまででは何とも心許ない。

はてさて、新たに熊撃退スプレーを買うべきか、それとも大千軒岳の消防隊員のようにナイフを携行するべきか、まあどちらにしても熊と対峙したとき、腰が抜けて何も出来ないかも。
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熊撃退スプレーとケース。写真はネットから借用
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上の3枚の写真は、山友のH原さんから送られてきたもの。7月2日の昼前、八雲町で撮影したとのこと

by tarumae-yama | 2025-08-16 07:23 | アウトドア | Comments(0)
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