大山に登った翌日は、念願の植村直己冒険館に立ち寄った。
松浦氏と共に日本人初のエベレスト登頂者となった植村氏は、頂上まで10mの所で、先頭を松浦氏に譲ったと言うエピソードは、いかにも控えめで誠実な植村氏らしい。
彼の冒険本が大好きで、かつて「北極圏一万二千キロ」や「極北に駆ける」など胸を熱くして読んだ。
その植村氏が、世界で初めて冬期のマッキンリー単独登頂を果たして下山中に行方不明となってから36年が経つ。↓
彼がマッキンリー(現デナリ)に登頂したのは43歳の誕生日だったそうだが、世界の冒険家としてまだまだ活躍して欲しかった。
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