日野市から大阪のKご夫妻宅へ向かう途中、富士山レーダードーム館に立ち寄った。
もともと富士山の山頂にあったレーダードームだが、役目を終えて富士吉田市に移設された。 「強力伝」で直木賞を受賞した作家の新田次郎(本名 藤原寛人)は、現職時気象庁の測器課長として、富士山山頂にレーダーを設置する担当責任者だった。 見事成功させたこの工事に関し、NHKの「プロジェクトX~挑戦者たち~」第1回で取り上げられた、とWikipediaに出ている。 だが、現職中に作家活動をしていたことにやっかみや批判があったのか、定年まで6年残して辞職したそうだ。 妻の藤原ていが、戦後中国からの引き揚げ体験を記した「流れる星は生きている」はベストセラーになった。 ともあれ、山岳小説家としての新田次郎の著書が好きで一時期よく読んだ。 2003年の7月富士山に登った時、まだ山頂の剣ヶ峯に測候所があり、たまたま職員が出てきたから、身分を明かしたところ見学していってくれと言われたのだが、断ったことが今にして思えばとても残念だった(2004年10月1日に無人化)。 そんなことを思い出しながら、レーダードーム館を訪ねた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by tarumae-yama
| 2020-11-28 07:04
| 旅
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