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楓沢、2019.10.24

北海道新聞で過日紹介されたせいもあるのだろう、週末は楓沢に入る登山者や観光客が絶えないらしい。
ほんの4,5年ほど前は、楓沢も恵庭岳の西峰も殆ど知る人ぞ知るの領域だったと思う。

恵庭岳の西峰に登った4年前、獣道のような薄らとした踏み跡があるかないかという状況で、中峰のルートが分かりにくかったし、西峰直下のハイマツ漕ぎは松ヤニがべったりついてひどい目に遭ったけれど、今ではハイマツの密集するところを迂回するようになっている。
登山者が増え、第2見晴台から西峰まで道がしっかり出来ている(?)し、テープも標識も付けられて先ず迷うことなく頂上に立てるようになった。

楓沢も4年前は、初心者が足を踏み入れるには躊躇するようなルートだったと思うが、今ではハーケンやロープが設置され、テープも沢山付けられている。

何より、スマホに軌跡をダウンロードすれば、初めての者でも道迷いの心配は皆無になったと思う。
地形図やコンパスを持たなくても現在地が分かり、進むべき道が液晶画面に表示されるのだから便利な時代になったものだ。

ともあれ、17回目になる楓沢は、珍しく単独のため例によって熊対策用にウィペットを持った。
ただし、今回は紅葉が目当てだったから、熊に出遭うことなく30分ほど歩いた先の洞窟で引き返した。

スタート地点の紋別橋から洞窟までの紅葉は、どちらかというと黄葉が多かったけれど、今が盛りに見えた。

それより、千歳の郊外から支笏湖までの国道沿いの紅葉が、今ピークを迎えていてとても奇麗だった。
もっとも、こちらも今年は赤色よりオレンジ色がかった黄葉が多かったけれど。
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前方に洞窟。昨年の胆振東部地震の影響なのか大きく崩れている。ここで引き返した
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熊対策用にポールはピックがグリップに着いているウィペットを持った
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洞窟から戻ろうとしたとき、ソロの男性が下りてきて千歳のNさんと名のった。初めての楓沢で、登山道に合流するところまで進みそこから引き返したそうだ
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この後、Nさんは七条大滝に行ったことがないとのことで案内することに
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by tarumae-yama | 2019-10-26 07:38 | アウトドア | Comments(0)
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