オコタン分岐ゲートの支笏湖寄りの駐車場の奥からすぐに尾根に取り付いた。
まだ雪が締まっていないから最初からスノーシューを履いて。 速報版で書いたけれど、前日に登った隊長Oさんのトレースがあったのと、それ以前の古いトレースが途中まであったから標高950mまでは順調だった。 今回一番の核心部は、この950mから高度にして110mの急斜面の突破だった。 3月以降で雪が締まっているなら、ここにスノーシューをデポし、頂上までアイゼンとピッケルで登る所だ。 だが、雪の状況によっては、スノーシューのままこの急斜面を登れると思う。 実際、昨年の4月17日に登った時は、すんなりスノーシューで突破できた。↓ だが、今回は雪が柔らかいがために太ももまで沈むことがあり、そんなところではポールもグリップまで潜るから中々大変で、ずっと先頭でラッセルしてくれていた隊長Oさんもさすがに疲れた様子。 そこで私が先頭になったけれど、ジグを切っても斜度がある分山側の足を持ち上げるのが大変だった。 そんな状況だったから、標高1100m辺りから続く次の急斜面も苦戦するのかと思ったのだが、こちらは結構締まっていて、案外すんなりとルンゼまで登ることができた。 この時期なら岩塔からの落石は先ず心配ないので、現在の夏道の様に頂上岩塔を大きく迂回し、ジャンダルムの南側を巻くことなく、北峰の近くからほぼダイレクトにルンゼを目指した。 そしてルンゼは氷結していなかったために、アイゼンをザックに入れたままつぼ足で頂上に立った。 晴天で風も弱くて春山のような暖かさではあったけれど、霞のために眼下の支笏湖すらぼやけていた。 山行記録 登りに2時間58分、下りは1時間35分 写真の上でクリックすると大きくなります。
by tarumae-yama
| 2019-03-02 07:38
| 北海道100名山
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Comments(4)
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at 2019-03-02 19:03
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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tarumae-yama at 2019-03-02 23:29
鍵コメさん
コメントを有り難うございます。 悲しいお知らせだったですね。 私も昨年の年末から二人続けて親戚やお世話になった山友を亡くしました。 山には登られているご様子に安堵しています。 それを、お友達も喜んでいると思います。
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at 2019-03-08 21:18
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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tarumae-yama at 2019-03-08 23:01
鍵コメさん
コメントを有り難うございます。 私のブログを見つけてくれたようで有り難うございます。 Facebookを拝見しました。 また、どこかの山でお会いできれば嬉しいです。 もし写真がご希望なら連絡して下さいね。
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