オコタンペ山、2018.12.21

この冬初めてのオコタンペ山に登ってきた。

ヤマレコやヤマップを見ても登ったという記録がなく、積雪が少なくて登れなかった場合は、すぐその場から別な山に転進しようと思いつつ。
だが、隣のイチャンコッペ山より積雪が多かった上に、何と道道から取り付きの急斜面にトレースがあった。

とは言うものの、急斜面の笹に乗った雪は柔らかくて、そのトレースを使ってもスノーシューの足元は頼りなく崩れることが多く、まるで蟻地獄のような辛さだった。

それだけに、私ならジグを切るような急斜面にほぼまっすぐ続いているトレースは驚きだった。
スノーシューの歩幅も広く、まだ雪が全然締まっていなくて足場の脆いこの時期に登る男性(多分)の不屈な精神力と横溢な体力に、私の知っている人だろうかとあれこれ想像した。

だが、そんな男性(多分)のトレースを使っても遅々として進まず、20分程で息が上がってしまった私は、後続のSさんに、見切りをつけて前日に登ったばかりのイチャンコッペ山に転進しようと弱音を吐いた。

結局もう少し頑張ってみようとなり、そこからSさんを先頭にジグを切りながら何とか登り切った。
最初の難関を突破した後は、強風のためにトレースが消えているところが多かったけれど、せいぜい沈んでも膝程度。

出だしのペースからは最悪4時間かかるかもと懸念したのだが、頂上直下の斜面は幸いにも蟻地獄というひどさはなく、ゲートからピークまで2時間半弱だった。

2月、3月の雪が締まっている時期なら1時間半程度の山だから1時間余分にかかったけれど、高齢者の我々にしてはまあまあ上出来だったと思う。
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ゲート前は除雪されていなくて、近くの駐車帯に停めスノーシューを履いてスタート。2日ほど前のスノーシューのトレースが延びていたので、恵庭岳に向かったのかオコタンペ山に向かったのか、後者の山なら嬉しいと思いつつ30分ほど進む
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スノーシューの経験の浅いS村さんに、あえてトレースを使わずまっさらの雪の上を登ってもらった。笹の上に乗った雪の頼りなさを実感したと思う
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最大の難所だが、トレースがあり大助かり
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だが、笹の上の雪はスリップしやすく蟻地獄のよう
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左手に恵庭岳が見えてきた。今日は晴天のはずが予報は大外れ
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雪が舞う中、前方に頂上部が見えてきた
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振り返ると、前日に登ったイチャンコッペ山が見える
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中央右下に氷結したオコタンペ湖が見える。左手に支笏湖とその上に太平洋が薄く輝いている
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頂上直下の斜面にジグを切って。バックに支笏湖
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同上
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下からソロの男性が現れた。我々のトレースを使っているのだろうけれど見ているととても速いペース
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直後に到着したソロの男性に撮ってもらう。バックに恵庭岳
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ソロの男性は千歳のIさん。恵庭岳の遭難事故に何度も出動していると。2年前の7月に江別の女性が遭難し、2ヶ月後に白骨遺体で見つかったけれど、その時も幾度となく自主的に捜索していたらしい
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この春には二つあった頂上標識が見当たらない。近くの木の高いところにこの標識があった
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漁岳方面に一寸進んだビューポイントからハート型のオコタンペ湖。雪が降っていてぼんやりしている
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前日に続き、Sさんから自家製の干し柿をいただく
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昼食後、下山開始
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登りで20分もがいて弱音を吐いた地点から下山は、道道まで僅か3分だった
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最後の最後で尻滑りをするS村さん
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無事、下山


by tarumae-yama | 2018-12-24 00:11 | 登山 | Comments(2)
Commented by S村 at 2018-12-24 14:48 x
初めてのオコタンペ山、tarumae-yamaさんSさんに助けてもらいながら、頂上まで行けました。下りが難しいのですね、わっさわっさと降りてゆくお二人、すごいなと思いました。いい経験になりました。深い雪や強風、かすんで見える周りの山々に冬山に来たんだなとの感慨がありました。ありがとうございました。
Commented by tarumae-yama at 2018-12-25 00:28
S村さん
コメントを有り難うございます。
トレースがあったとは言え、まだ頼り気のないもので苦労しましたね。
でも、今日は3日前の我々3人にIさんの分のトレースがあって、結構締まっていたため楽が出来ました。
僅か1時間20分で頂上でした。

手頃な山ですから、今度は2月以降、晴天を見て再度挑戦したいですね。
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