イチャンコッペ山から下山途中、幌平山にも登ることにした。
この山は登山道がないから、一般的には積雪期に登られる。 頂上から北東に延びる尾根歩きは、支笏湖を左手に見ながら視界が良ければ苫小牧沖の太平洋も望める手軽な良い山だと思う。 昨年は1日違いの10月24日に登っている。↓ この時はすでに山は積雪状態で、本当はイチャンコッペ山に登る予定が、ラッセルを嫌って途中から幌平山に転進した。 幌平山には登山道がないと書いたけれど、尾根沿いに鹿道が頂上まで延びている。 昨年は有難いことに、笹をかき分けると鹿道に薄く載っている雪が道しるべとなってくれた。 だが今回は、まだ初雪すらない状況だから、足元の鹿道を探しながら標高差約130mの笹漕ぎに汗だくになった。 鹿道の本道(?)は、概ね尾根の中心についているのだが、ズレていたり枝道があったりして、うっかり本道から外れると、途端に笹漕ぎが苦行になる。 そんな時は、顔を上げて笹の状況を観察すると、鹿道のある所は笹の面が微妙に凹んで見えるから、そこをめがけて進むと上手く鹿道に戻ることが出来る(と思う)。 鹿道を使うとは言うものの、やはり笹をかき分けて体重を持ち上げるのは中々しんどい。 30分ほどの頑張りで済むから無積雪期の幌平山に登ったけれど、まだダニが怖いし、こんなことは年に1度で十分と思う。
by tarumae-yama
| 2018-10-28 08:03
| 登山
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