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風不死岳で驚きの出会い、2018.10.13

今朝、S村さんと二人で快晴の風不死岳を北尾根から登った。
スタート直後から雲が増えて曇り空になったのは残念だったけれど、中腹の紅葉が見頃だったので、まあ満足の山行ではあった。

そして、下山中、もうゲートが近い1合目付近で追いつかれたソロの男性は、何と10年以上お会いしていないKさんだった。

私が丘珠空港勤務時代、彼は北海道航空(株)のヘリのパイロットして仕事上の繋がりがあり、私的にも登山が趣味と言うことで、2004年に同僚のパイロットや航空整備士と一緒にペンケヌーシ山やチロロ岳に登った。

8月22日のそのチロロ岳では、忘れられない思い出がある。
駒大苫小牧高校が夏の甲子園の決勝戦で、済美を相手に壮烈な打撃戦の末、13対10で勝利して優勝した時、我々は下山帰宅中の車内のラジオで聞いていて、その瞬間Kさん達と喜びを爆発させ、車内は大いに盛り上がっていた。

その直後、整備士のHさんの携帯に、パイロット達もよく知っているらしい航空会社の女性社員が、交通事故で亡くなったとの連絡が入り、一気に車内は沈痛な雰囲気に包まれてしまった。

そんなことがあったので、チロロ岳の記憶はもう曖昧だが、この車内の出来事だけは今でも鮮明だ。

その後、Kさんは本州のヘリ運航会社に転職したから、交流が途絶えたまま現在に至っていた。
そんなKさんに、風不死岳で10年以上も経って再会するとは本当にビックリだった。

現在、北海道に異動になり、旭川でドクターヘリのパイロットをしているそうだ。
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ドクターヘリのパイロットをしているというKさん(左)。楓沢から風不死岳に登ったらしい。右はS村さん
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下山中、6合目でスライドした女性二人組は、何と4,5年前恵庭岳で挨拶をしたおかめさん(中央)とくんちゃんさんだった。再会をとっても喜んでくれて恥ずかしいくらいだった。またブログを見てくれると嬉しい

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おまけ。6合目付近のひときわ鮮やかだった紅葉


by tarumae-yama | 2018-10-13 15:58 | 北海道100名山 | Comments(0)
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