今朝、S村さんと二人で快晴の風不死岳を北尾根から登った。
スタート直後から雲が増えて曇り空になったのは残念だったけれど、中腹の紅葉が見頃だったので、まあ満足の山行ではあった。 そして、下山中、もうゲートが近い1合目付近で追いつかれたソロの男性は、何と10年以上お会いしていないKさんだった。 私が丘珠空港勤務時代、彼は北海道航空(株)のヘリのパイロットして仕事上の繋がりがあり、私的にも登山が趣味と言うことで、2004年に同僚のパイロットや航空整備士と一緒にペンケヌーシ山やチロロ岳に登った。 8月22日のそのチロロ岳では、忘れられない思い出がある。 駒大苫小牧高校が夏の甲子園の決勝戦で、済美を相手に壮烈な打撃戦の末、13対10で勝利して優勝した時、我々は下山帰宅中の車内のラジオで聞いていて、その瞬間Kさん達と喜びを爆発させ、車内は大いに盛り上がっていた。 その直後、整備士のHさんの携帯に、パイロット達もよく知っているらしい航空会社の女性社員が、交通事故で亡くなったとの連絡が入り、一気に車内は沈痛な雰囲気に包まれてしまった。 そんなことがあったので、チロロ岳の記憶はもう曖昧だが、この車内の出来事だけは今でも鮮明だ。 その後、Kさんは本州のヘリ運航会社に転職したから、交流が途絶えたまま現在に至っていた。 そんなKさんに、風不死岳で10年以上も経って再会するとは本当にビックリだった。 現在、北海道に異動になり、旭川でドクターヘリのパイロットをしているそうだ。
by tarumae-yama
| 2018-10-13 15:58
| 北海道100名山
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