樽前山への道道533号線のゲートを越えるのは、道路交通法に抵触する(罰則規定はないそうだ)ことを潔しとしない隊長Oさんの意を汲んで我々は古道を往復使った。
だが、スノーシューのSさんと私はともかく、隊長Oさんはつぼ足だから途中までズボズボ埋まって苦労していた。 まあ、体力の旺盛な隊長Oさんだから、埋まっても我々に後れを取ることはなかった。 もっとも、気温の上がった午後からの下りではズボズボの頻度が高くなって大汗をかいていたけれど。 森林限界を超え東山の急斜面は、ルートを選べばスノーシューでも頂上まで行けそうな雪面状況だったものの、一月前に滑落事故を起こしたばかりだから、さすがに自重し途中からアイゼンとピッケルに変えた。 だが今回のブラックダイヤモンドの10本爪アイゼンは、靴との相性がいまいちで、何となく信頼感が持てずピッケルを多用した。 だから、東山登頂後、溶岩ドームに登ろうと急遽なったけれど、カリカリの雪面と急な斜面を前に、とてもドームの上に立つ確信が持てず、取り付いて早々に断念。 ともあれ、青空の下久しぶりに視界良好な樽前山を堪能し、心満たされた一日だった。
by tarumae-yama
| 2018-04-13 00:21
| 樽前山
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