集合時刻前に二の沢川林道ゲートに到着すると、すでにMご夫妻の車が停まっていた。
我々何時ものメンバーに、今回は苫小牧のOKUさんが初参加となった。 挨拶後、早速林道をスノーシューでスタート、早めに壊れかけたスノーブリッジを渡り左岸の尾根へ。 スノーモービルの跡が途中まであり、出だしからプラスの気温だったけれど、スノーシューは埋まる事なく白老岳手前のピークに立った。 3月10日にこの山で滑落事故死があったばかりだし、私もその翌日28mもスリップしたから、随分と気を引き締めて白老岳の最後の急斜面に取り付いた。 だが、今回はその時よりずっと雪面の条件が良くて、我々はすんなりと頂上に立った。 むしろ、雪解けが進み、頂上付近はハイマツがそこそこ露出していた。 半月後は、このハイマツがやっかいになっているかも知れない。 頂上から北白老岳に向かう急斜面の下りも、11日とは大違いでスノーシューで全く問題がなかった。 北白老岳への登りもすんなりだったけれど、尾根歩きは思わぬところで落とし穴に填まることがあった。 これからはこの落とし穴に気が抜けないと思う。 北白老岳の稜線歩きは、支笏湖やその周辺の山々が、更には無意根山や余市岳、狭薄山、空沼岳などが望めるという贅沢なもの。 晴天の下、同行者には二つのピークの初登とそこから広がる光景に大満足の様子にみえた。 山行記録 ゲート前08:00→白老岳09:47~10:06→北白老岳10:55~11:00→途中で昼食→ゲート前12:35 どんよりとした曇り空のスタート 1時間ほど歩いたところにある枝のアーチのところで記念写真 白老岳の手前のピークに到着寸前 奥に白老岳 白老岳の頂上はすぐ先。ハイマツが露出してきている 風がそこそこ強いので、北白老岳に向かう 3月10日滑落死した男性は、この急斜面だったのだろうか。今回は危険とまでは感じなかった すっかり晴れてきた。バックに白老岳。大して急斜面には見えないが、木のあるところを選んで下りた 北白老岳(左端)に向かう 稜線は近い 稜線に出て前方の北白老岳に向かう。遠く前方に無意根山 中央に支笏湖。左に恵庭岳、右に風不死岳。真ん中に紋別岳 恵庭岳をアップで。前日この頂上の岩塔に立った 前方に尻別岳を見ながら下山。右に羊蹄山が霞んで見える 中央に白老岳、すぐ右に南白老岳 白老岳と南白老岳の間にホロホロ山や徳舜瞥山が白く輝いている 林道に出た。後ろに小さく白老岳
by tarumae-yama
| 2016-03-30 07:03
| 登山
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Comments(4)
デジカメさんおはようございますお疲れ様でした
白老岳、今回はすんなり登頂できて良かったですね~ 行きたかった~残念! お天気も良かったので北白老岳も良かったですね! やっぱりお天気なら何倍も楽しめますね!これから春山シーズンお天気なら平日の支笏湖を徘徊したい気分です 又宜しくお願いします~
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tarumae-yama at 2016-03-30 22:46
コズさん
コメントを有り難うございます。 今回の白老岳は晴天と眺望に恵まれました。 北白老岳からの眺望を前回のコズさん達にお見せしたかったです。 そろそろ雪山終盤かと思いますが、ご希望なら平日にお誘いします。 出来れば漁岳から様茶平を歩きたいと思っています。 いかがですか?
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tamataro1111 at 2016-03-31 08:42
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tarumae-yama at 2016-03-31 14:55
tamataro1111さん
コメントを有り難うございます。 このところの陽気で、北海道もすっかり春気分です。 山もズボズボと埋まるようになって、雪山もそろそろ終盤ですね。 白老岳の事故、カリカリのアイスバーンと言うほどではなかったと思います。 アイゼンなら問題なかったのでしょうが、スノーシューでは微妙だったかと知れません。 ケガは致命的ではなかったようで、死因は低体温症とのことでした。
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