漁岳の急斜面を登っている時に雪雲がかかってきて、頂上からまたも羊蹄山は見えず。
支笏湖も一寸霞んでいて支笏湖ブルーにはほど遠い。 先が長いのでこれ以上の悪化を懸念し、先行者のYさんとの話もそこそこに我々は小漁山に向かった。 頂上からのハイマツ帯は体重の軽いN君を先頭にY君がそれに続いた。 途中から左折して急斜面を下るときに最後尾の私がスノーシューを引っかけて前転、何メートルか転がった。 その時に腰のベルトからカメラケースが外れ、中からGX7が飛び出した。 もう10mも左に落ちていたら、先は急斜面でカメラも身体も無傷では済まなかったと思う。 まだまだ体力には自信があると自負していたが、脚の衰えは年相応ということか。 斜面を下りきったところから先は、何と私の4日前のトレースがうっすらと残っていた。 後は特に問題なく、天気も急速に良くなり、先頭を代わりつつ小漁山の頂上に立った。 もっとも、4日前には見つけた頂上付近のピンクテープが見つけられず、その辺を歩き回ったけれど。 吹きさらしの頂上を避け、そのすぐ先のこぶ付近で風除けを作って昼食タイム。 準備の良いY君はスコップを持参していて、作業はアッという間に終わった。 私がブログで山専ボトルはなかなか良いと書いたのを見て、N君も前日にアウトドア専門店で買って来たそうで、熱々?のカップ麺を美味しそうに食べていた。 写真の上でクリックすると大きくなります。 1224mピークへの登り、左端に小漁山が見える 中央に小漁山 1224mピーク上、右端に漁岳が見える 小漁山手前のハイマツ帯を進むメンバー クラストした斜面を進む 小漁山頂上付近からの眺望 小漁山頂上にて、positive51さんとY君の間の小さな円内にピンクテープがある。この木に雪が付着していて見つけられず、周辺をうろついた。幹の雪を取り除いて見つけた 4日前に来たときに撮影したもの。円内に上の写真と同じピンクテープ。カメラはGX7 頂上で写真撮影中のN君。前の二人は昼食場所を探しに移動 風除けの穴を掘って昼食。positive51さんも山専ボトルからカップ麺にお湯を注いでいる。カメラはGX7。GX7と断っていない写真は全てオリンパスの防水カメラTG-620で撮影 赤線は私の前転した場所、もうすこし左に落ちたらそのまま急斜面に・・・
by tarumae-yama
| 2014-03-04 07:29
| 北海道100名山
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Comments(4)
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ポッケ
at 2014-03-04 21:04
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漁岳~小漁山は地形図を見ると、急斜面ではないので
ハイマツの踏み抜きがなければ、気持ちがいい稜線歩きができそうですね!
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tarumae-yama at 2014-03-04 21:53
ポッケさん
漁岳~小漁山は高低差がない上に眺望が良いのでお薦めです。 今回無意根山周辺は見えていたのですが、羊蹄山周辺が今イチでした。 稜線の両側の遠望が利けば、それはそれは天国を歩いているようなものかも(一寸大袈裟(^_^;)) 最後の尾根はところどころ尻滑りにも適していて遊べます。
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N君
at 2014-03-08 12:32
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こんにちは(^o^)/
あの転倒はちょっと焦りましたねf(^^; 自分は斜面を先にかけ下りて振り返ったらtarumae-yamaさんが転がったんです。急な斜面が続いてたら…恐いですね(汗) 漁岳から小漁山な稜線は天気もよく気持ち良く歩けました。 スノーモービルの団体さんはいただけなかったなぁ…
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tarumae-yama at 2014-03-08 19:41
N君
転倒中は何も思わなかったのですが、起き上がってから一寸びびりました。 小漁山でスノーモービルの軍団に遭遇したことがあるものの、漁岳では初めてでした。 それにしても凄い数でしたね。 漁岳からの稜線歩きは一級品だと思います。 ただ、これからはハイマツ帯の踏み抜きが多くなるのでタイミングが難しいですね。
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