昨年の白銀荘では、翌朝三段山の予定だったのだが、雪が降っていたためにあっさりと断念、富良野観光などをしながら帰宅した。
その後、紅葉狩りで10月4日に登っているので、私にとっては丁度半年ぶりの三段山となった。 ワカンで登り始めると、クラストした雪面は体重の軽いシマエナガさんには快適そうだったが、私が歩くとまるで最中の皮のようにバリバリと割れて10cmほど沈む。 おまけに風は全くないので、たちまち汗が出て、たまらずフリースを脱いだ。 高度を上げていくと右手前方に富良野岳の勇姿が目に飛び込んできた。 左手には切れ込んだ沢を挟み、頂上部からすっぱり切れ落ちた独特な容姿の前十勝岳が。 三段山も頂上から先が落ち込んでいるから、前十勝岳とは兄弟のようなものかもと思う。 スタート時は雲に隠されていた大雪連峰も、どんどん晴れてきてトムラウシ山までもが望めるようになった。 この時期、周囲の山並みはまだ真っ白で、それが青空に光り輝く様は息を飲むような美しさ、ただただ「素晴らしい!」の連発だった。 途中ハイマツが出ているところがあったものの踏み抜くことなく、その上も頂上まで堅雪でワカンの刃をしっかり食い込ませ、シルバートリオは大パノラマが待ち構える頂上に立った。 山行記録 白銀荘前07:17→三段山頂上09:15~10:03→白銀荘前11:13 休憩を含め登りに1時間58分、下りに1時間10分 枚数が多いけれど楽しんでいただけたら嬉しい。 写真の上でクリックすると大きくなります。 ワカンを装着中。シマエナガさん撮影 ワカンのみでアイゼンとピッケルは携行せず。アイゼンなしで大丈夫なのか一寸不安 まるで競争で走っているように見える? 霧氷を撮影中のH原さん 最中の皮のようにぱりぱりと割れる雪面 三段山の白樺三姉妹 H原さん撮影 頂上で私を待ち構えるお二人 テレマークスキーで登って来たUさんに撮ってもらう 頂上に立つ私。シマエナガさん撮影 H原さん撮影 シマエナガさん撮影
by tarumae-yama
| 2013-04-08 07:14
| 登山
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