利尻山は何度も登っており、樽前山と同じくらい大好きな山だ。
前回登ってから5年も経ち、この観光旅行を利用し密かに登ろうかと考えていた。 だがしかし、御来光登山なら朝食前にペンションに戻れる自信はあったものの、もし何かあれば皆に迷惑をかけるため、今回はやむなく自粛。 幸か不幸か、早朝の3時半頃、ギャ~ギャ~というカラスの大きな鳴き声で目が覚め、その後はまるで眠ることが出来ず、ならばポン山まで登ってみようと。 単身赴任中に竹の子採りなどで何度も登ったことがあるポン山は勝手を知る山。 熊は棲んでいないから不安は全くない。 ペンションの自販機で買ったドリンク2本とカメラだけという軽装で3時45分に出発。 高山植物展示園で件のカラスの家族が私を威嚇するように鳴いている横をすり抜け、30分ほどで利尻山の登山口であるキャンプ場に到着。 すでに10名ほどのパーティが歩き出したところだったが、民宿の車で送られてくる登山者も到着して、早朝なのにそこそこに賑やか。さすが最北の日本100名山。 日本名水100選の「甘露泉」まで7,8分。そのすぐ上にある東屋は平成5年大阪のKさんご夫妻と初めて挨拶を交わした思い出の場所だ。 東屋のすぐ先が利尻山とポン山・姫沼への分岐。後ろ髪を引かれるようにポン山への道を進み、12,3分でポン山の頂上。 (利尻山まで登る)時間のないときは、ここから飽くことなく頂上部を眺めていた事を思い出す。 そんな想いに30分ほど浸ってから6時半過ぎペンションに戻った。 テントサイトやバンガローがあるキャンプ場。ここが鴛泊コースの登山口 キャンプ場にある利尻山の案内標識。標準タイムは往復で10時間とあるが、体力のある若者なら2時間半ほどで頂上に立てるかも 登山口から500mほど先にある甘露泉水。下山時に飲むこの水は冷たくてとても美味しく感じる ポン山と姫沼への分岐標識。姫沼へはかなりの山道だから登山装備が必要 登っている最中に稚内の方向から太陽が昇ってきた ポン山の頂上から、昔勤務していた利尻空港(今は新しい建物になっている)と奥に雲の上から礼文岳の頂上部が見える 同上、利尻富士町の市街が見える 頂上に咲くイワキキョウ。白花も咲いていた イワキキョウとバックに利尻山 ポン山中腹からの利尻山を少しアップで ポン山からの下山時、利尻山に向かう埼玉からの女性を撮らせて頂く。頂上からの眺望と花に感激したことと思う 高山植物展示園に咲くコマクサを。 全て7月18日撮影
by tarumae-yama
| 2012-07-24 13:47
| 登山
|
Comments(6)
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motti
at 2012-07-24 20:48
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わ~い!登山記事だ!(笑)
離島の山って、独特の進化を遂げている動植物が多いイメージで楽しそうですね。
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yo-shi2005 at 2012-07-24 22:04
やはり大勢でツアーとなると、時間を気にしないと、迷惑をかけることになるますから、勝手なことが出来ないのが辛いですね。
私も滝の含まれるツアーがありますが、以前参加したとき、トップを歩いていて、滝の前で写真を撮っていたらビリになって置いていかれそうになって、それから、滝専門のツアーでなければ滝にはツアーでは行かないことにしています。
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tarumae-yama at 2012-07-25 12:10
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tarumae-yama at 2012-07-25 12:17
スズです。こんにちは。
登山口のキャンプ場、結構広そうですね。 自転車で渡って、ここにテント張って利尻山に登ろうかと思って 地図広げた記憶があります。実行してませんが(^^;。 ポン山からの鳥瞰風景もいいですね。 こういう風景は島独特です。 天売・焼尻に行ったときを思い出しました。 ああ行きたいなぁ...でも遠いねぇ。 コマクサの群落殆ど白色ですね。なんか珍しい。
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tarumae-yama at 2012-07-26 09:47
スズさん
自転車ならフェリー料金もさほど負担と感じないかも知れませんね。 島を一周してゆっくり観光する楽しみもあり、良いアイデアかも知れません。 ただ、風が強いから向かい風の時はしんどいかも。 (電動アシスト自転車をお薦めします。) 昔、利尻山の頂上でお話しをした人は、ぐるり海が見える山はそうないらしく、とても気に入ったと言ってました。 宮之浦岳とはまた印象が違いますね。 高山植物展示園でこの白いコマクサの群生を見たときは、ちょっと感激しました。 リシリヒナゲシもですが。
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