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韮崎周辺の桜

2009年春の本州への遠征は、過去2年のそれと比べるとかなり早い出発となった。
というのも、前年の5月、山梨県笛吹市で果樹園を経営するFご夫妻と偶然知己を得たのだが、桃の花が満開の時にいらっしゃいと誘われたことと、平成6年(5年?)、利尻山で親しくなった大阪のKご夫妻からも、大阪造幣局の桜の通り抜けをご案内すると言ってきたものだから。

そしてこの際九州まで足を延ばし、2007年5月、大山で知りあった熊本県八代市のTご夫妻に、妻の念願であった天草をご案内してもらおうとなった。

図々しくも、それぞれの御自宅に泊めていただいた上に大変ご馳走になった。
そんなことなどで、この年の遠征は、由布岳や秋田駒ヶ岳などには登ったけれど、時期が早く日本100名山は、積雪期の吾妻山一つだけだった。

秋の遠征では飯豊山や仙丈岳、甲斐駒ヶ岳などを登ったが、それが最後の遠征となった。
まだアルプスの山を20も残してのことだが、さすがに3000m級の山を日帰りで一つずつ消化するのは効率があまりにも悪いし、かといって縦走したくても、当時ペーパードライバー同然の妻に下山口まで車を回してもらうことは不可能だから、日本100名山は80山ほどで断念した。
その後、妻と本州へ車で出かけることは皆無となった。

だが、Fご夫妻やKご夫妻のお誘いのおかげで、この年の春の遠征は、各地で桃や桜や菜の花など沢山の花と香りに包まれた素敵な旅になったし、淡路島や四万十川など妻が観たいところを巡ったから、妻孝行?が少しは出来たのではないかと思っている。

札幌の桜が開花したとのニュースに、この遠征時楢崎周辺で桜を堪能した写真を紹介しようと思った。
似たような写真が多いけれど、写真の上でクリックし大きなサイズで見ていただきたい。

叶わぬこととは知りながら、これらの写真のようにまた妻と一緒に花見が出来ればどれほど嬉しいことかと思う。
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左端に鳳凰3山、右端に甲斐駒ヶ岳。仙丈ヶ岳はその左か?↓




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何れも2009年4月10日、韮崎周辺で撮影

# by tarumae-yama | 2018-04-27 08:23 | 日々の出来事 | Comments(0)

紋別岳、2018.4.26

昨日函館で、今日は札幌で桜の開花宣言があったらしい。
何でも札幌は平年より7日、昨年より2日早い開花とのことだ。

そう言えば、今日支笏湖の湖畔でキタコブシが白い花を咲かせているのを今年初めて見た。

3月3日以来の紋別岳に昼近くから登って来た。
さすがに、駐車場から途中まですっかり雪が消えていた。
しかし、頂上まで4849mある保全道路(登山道)のうち、3000mから先はたっぷりの残雪で、多分GWでも消えずに残っているかも。
先日の風不死岳北尾根といい、今年は登山道の雪解けは例年より遅れている気がする。

頂上まで登山靴で全く問題ないけれど、埋まって雪が入るかも知れないのでスパッツは必要だろう。
私はスパイク長靴を使った。
それもピンの殆ど抜けた古い長靴だから、途中まで出ている舗装面を傷付けぬよう少しは配慮した。

山行記録
頂上まで保全道路を使って登りに1時間25分、下りは途中まで直登コースを使って55分。
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丁度中間地点辺り。この先も舗装の出ている所があるけれど、思いの外残雪がたっぷり。奥に頂上のアンテナ塔が見える
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雨上がりのせいか、支笏湖も山も奇麗
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恵庭岳の大沢や漁岳はまだ尻滑りが出来そう
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スライドした男性二人組は関東からの観光客のよう。ペットボトルだけ持って革靴で登った様だから、靴下はベチャベチャになっているらしい。こんなスタイルで登るのが信じがたい
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頂上は全く雪がないけれど、すぐ下の道路までたっぷりの残雪
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無人の頂上で、今日の昼食はふうれん大福

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美味しい!

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恵庭岳をバックにフキノトウ

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同上、空をバックに
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登りの時は気がつかなかったけれど、駐車場から1kmほど登った保全道路脇にエゾエンゴサクが咲いていた


# by tarumae-yama | 2018-04-26 18:02 | 登山 | Comments(0)

樽前山(932m峰)から風不死岳、2018.4.22―Mさんからの写真-

4月22日に登った樽前山の報告がまだ手つかずのままだが、池井戸潤の「アキラとあきら」が面白くて切なくて。
文庫版だが700ページを超えるボリュームなので、深夜まで夢中で読んでいると目がかすみ、活字が小さいこともあり文字がぼやける(^^;)

今日はこの記事をアップした後、その樽前山以来久しぶりに紋別岳かイチャンコッペ山でも登ってこようかと思う。
なので時間的余裕がないため、私の山報告は後回しにして、M夫妻から送られて来た写真を紹介させてもらおうかと。
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もう5合目のゲートまでは雪がなくなった頃か? 今度は自転車で登ろうと思う
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上の2枚は932m峰の北尾根で
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M夫人も私も腐れ雪に深く埋まってしまった
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下山時、ヤマップのかまちさん達を見送る
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支笏湖に向かって尻滑り

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上の3枚は2018年4月20日、羊蹄山で

# by tarumae-yama | 2018-04-26 10:13 | 樽前山 | Comments(0)

祖母山(大分県)

数日前に韓国岳の北西に位置する硫黄山が噴火し、警戒レベルが3に引き上げられたために、日本100名山である韓国岳も入山規制の対象となり、この山を予定していた登山者は大きなショックを受けていることだろう。

2007年5月11日に妻と開聞岳に登った翌日の12日、韓国岳と高千穂岳に一人で登った。↓
高千穂岳下山後、翌日は妻の希望で高千穂を観光し、14日二人で祖母山に登った。↓

ただ、開聞岳もそうだったけれど、妻と一緒に登った山からの眺望が、何れも霞んでいて遠望が利かないのが何とも残念だった。
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写真は2007年5月14日撮影 写真の上でクリックすると大きくなります


# by tarumae-yama | 2018-04-25 07:31 | 日本100名山 | Comments(2)

羊蹄山、2018.4.20

右足の腓骨骨折が完治したと言える状況にはまだなっていないから、M夫妻から羊蹄山の話が来たときは一度断った。
今の時期、まだ羊蹄山の斜面はカリカリの雪面と思われ、アイゼンの前爪で蹴り込んだとき膝に痛みの出るのが心配だったから。

ところが、この時期としては異常なほどの高温予想で、標高ほぼ1900mの頂上でもプラス気温。
これならスノーシューで頂上まで行けると思い、直前に参加させてもらうことに。

スタート時からすでに気温が高く、雪が腐っていた。
たちまち汗が噴き出し、ひたすら直登だから長袖シャツ1枚でもまさに吹き出し公園状態(一寸オーバー(^^;))。

それに、3日前に登った恵庭岳の疲れが残っているらしく、ザックがとても重たく感じ、登っても登っても外輪が見えず、ただただ苦行だった。

正直言って羊蹄山は苦手な山だ。
その一方、同じような姿形と標高だが、利尻山はとても好きで今まで20数回登っているけれど、この違いはどこから来るのだろうかと思う。

ともあれ羊蹄山は、下から或いは遠くから眺めるべき山だと個人的には思っている。
そんな羊蹄山に、Mさんは今回で97回目、夫人も19目だというから驚く。

山行記録
登山口06:58→頂上11:22~12:18(昼食)→登山口14:25
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今回は京極コースからスタート
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斜面の奥に尻別岳
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登っても登っても外輪山が見えない
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ようやく外輪山が見えてきたのか?
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ただただしんどい4時間をかけ、ようやく外輪山に到着。すでにMさんは頂上到着
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手前はM夫人
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頂上のM夫妻
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M夫人とツーショット。Mさんの撮影
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左端に4人パーティが見える。頂上近くでスライドした時、途中スキーをデポしてやってきたと
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お釜の底にスキーヤーが3人見える。中央の上に一人滑り降りてきている
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スキーをデポしてきた4人パーティ
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たっぷりと昼食タイムを取り、下山開始のM夫妻
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同じ京極コースで
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下りはアイゼンとピッケルスタイルで
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滑落停止訓練のM夫人
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尻滑りも楽しみながら停止訓練
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前方に無意根山などが見える
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M夫人がすっぽりと入る洞
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ピッケルを前景に無事下山の儀式?


# by tarumae-yama | 2018-04-24 07:38 | 日本100名山 | Comments(0)