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「陸王」

この時期、山に行かなければ私は他にやることがない(^^;)
妻が逝ってからというもの、旅行にもコンサートにも関心がなくなった。

読書がそれ程好きという訳ではないけれど、青葉公園への散歩がてら隣接する図書館には時々寄る。

先日借りた池井戸潤氏の「陸王」は、とても面白くて寝る時間を惜しんで読了した。
老舗の足袋製造会社が、じり貧状況を打破するために陸上競技用の靴に進出する話しで、奮闘する社長と様々な人の繋がりや大企業の圧力などの絡みをワクワクしながら読んだ。

氏の「下町ロケット」でも感じたことだが、ストーリーが日本人の心情にピッタリはまっている気がする。

札幌の山友にも勧めたところ、中央図書館に在る「陸王」は予約者数が700名を超えているとのこと。
因みに千歳市図書館の状況をネットで確認すると、蔵書は3冊で予約数は僅か17名だった。

山の話が続いていたので、息抜き?に話題を変えてみた。
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左の「てんぱりママ」は、息子の担任をモンスターティーチャーとして闘う内容。モンスターペアレントはよく聞くけれど、これはその逆バージョンなのか。
まあ、あまたいる教師の中には一般常識から外れている先生がいてもおかしくないとは思う
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最近は、恩田陸と重松清がお気に入り。二者択一なら重松清の方が好きだ。
「空より高く」は、高校生の青春ドラマで読んで心地良かったけれど、「十字架」は、クラスメイトのいじめで自殺をした中学2年男子生徒の遺書に親友と記された級友が主人公で、とても重い内容。
作者の言葉が胸に深く強く響き、読んだ後はどっと疲れてしまったけれど、今まで読んだ氏の本の中で一番印象深い。
吉川英治文学賞を受賞したそうだが、得心のいく本だと感じた


by tarumae-yama | 2017-03-23 09:03 | その他 | Comments(0)

プロトレック PRW-6100Y-1JF

2月20日の検査は、最悪札幌のがんセンターに入院しての手術を覚悟していた。
だが、幸いにも定期的な経過観察でも良いとの結果だった。

入院した場合かなりの出血、もとい、出費と考えていたから、これは嬉しい誤算と言うべきか。
この先何年生きられるか不明だが、ここは自分自身に褒美をあげたいと思った。

5月で使用期限が来るビックカメラの買い物券があり、それと500円玉貯金箱から少々取り崩し、もう10年近く酷使しているブロトレックを更新することに決めた。

山好きな私は、プロトレックに結構な愛着を持っている。
利尻に単身赴任中の平成6年2月?、新聞記事でカシオから高度計付きの腕時計が発売されると知り、早速「YES」の外商部に勤務する知人を通して購入。
その時計を腕に、4月の利尻山へ山スキーで向かった。

プロトレックというブランド名が使われたのは、平成7年からのようだが、


スントなど有名海外ブランドに目もくれず、プロトレックばかり今まで7個くらい買っただろうか。

タイトルのプロトレックは
明日宅配されるから、使用感などそのうち紹介出来ればと思う。
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明日届く予定のプロトレック
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平成6年に購入した高度計付き(温度計と方位計付き)腕時計。この時はまだプロトレックのブランド名はなかった。上2枚の写真は、「価格.com」のHPより借用



by tarumae-yama | 2017-02-27 07:47 | その他 | Comments(0)

読んで見た

2日も家に独りで過ごすと失語症になりそうだ。
まあ、これは一寸オーバーだが。
かといって、外が風雪模様なら山には行けない。
行けなくはないけれど、還って来られる自信がない。
先日も庭のような紋別岳で、一寸ガスっぽかった程度なのにルートを誤るくらい折り紙付きの方向音痴だから。

そんな天気の悪いときはせっせと読書にいそしむ。
最近は写真の4冊を読了した。

山友のTOMさんが自身のブログで紹介していた「九月が永遠に続けば」は、彼も言っているように暗くて重い内容で、何度も投げ出したくなった。
「痺れる」は同じ沼田まほかるの作品だが、こちらは形容詞を多用することもなく意外なほど読みやすかったけれど、やはり内容が暗くて気が滅入る。
たった2冊だが、もうこの作家の本を手に取ることはないだろうと思う。

その点、重松清は好きな作家になった。
「また次の春へ」は、6年前の東日本大震災がバックグラウンドになっている悲しくも切ない話だが、それでも読んで良かったと思えた。
「なぎさの媚薬」は、「愛妻日記」同様性描写満載で、重松清は人情話を得意とする作家と思っているけれど、どうやら官能小説家でもあるらしい。

恩田陸の「夜のピクニック」は、やはりTOMさんが紹介していたので図書館に予約を入れていた。
私には重松清にどこか表現方法が似ていると思った。
青春時代の甘酸っぱさを思い出させるような話で愉しめた。
まあ、涙腺の緩む場面はあったけれど、TOMさん同様泣けるほどでもなかった。

蛇足だが、作者の恩田陸は今年直木賞を受賞したから、対象作品の「蜜蜂と遠雷」を早速図書館に予約した。
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by tarumae-yama | 2017-02-19 07:03 | その他 | Comments(0)

想いでⅤ、3年日記

昨日から天気は不安定だし、検査入院を目前に私の精神状態も不安定で、明日への意欲がまるでわかない。

就寝前につける
3年日記は今年2年目で、上の段には当然1年前のことが書かれている。
だから今、1月14日に入院し、2月16日に亡くなった妻の病状のことが毎日目に入る。

入院直後は何とか一人で行けたトイレも、たった2,3日で便座から立ち上がることも出来ない程体力が落ちた。
ドアの外で待っていて、声がかかると中に入って下着と病衣を上げる手助けをした。

数日後には尿管が挿入され、下着はオムツに替わった。
妻はそれをどんな思いで受けとめただろう、多分自尊心がずたずたになったのではないかと思う。
そして、過酷な運命を何度も呪ったことだろう。

トイレで下着を上げつつ見た妻のすっかり希望を失った表情が、日記を見ることでまざまざと思い出される。
と同時に、何も出来なかったことの無力感に陥る。


by tarumae-yama | 2017-01-28 07:35 | その他 | Comments(2)

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

山友のTOMさんがお薦めしていた
を読み終えた。
一寸ほろりとさせられたけれど、中々素敵なストーリーで愉しめた。

その前に読了した「暴雪圏」も、帯広周辺が舞台で、新婚時代を帯広で過ごした私としては、懐かしい国道や地名が書かれていることもありグイグイ引き込まれた。
「笑う警官」も夢中になったけれど、佐々木譲の本は中々面白い。

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と併行して読んでいる「九月が永遠に続けば」というタイトルの本もTOMさんが紹介している本だが、こちらは今の所それほど面白いという程でもない・・・。

冬は夜が長いし、山も夏のように気軽には行けないので、CDを聴きながら読書で過ごす日が多い。

殆ど読むのは小説だから視野が広がるということはないけれど、昨日は市民病院の眼科で定期的に受けている視野検査があった。
この視野は、意味が違うか(^^;)
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by tarumae-yama | 2017-01-26 07:26 | その他 | Comments(4)

岩塚製菓千歳工場直売店

千歳市の工業団地に岩塚製菓の工場があり、市内には直売店がある。
岩塚製菓のせんべい類が大好きな山友がいて、支笏湖周辺の山に登りに来たときなど直売店で大人買いをするらしい。
はね物などは随分と安く買えるようだ。

近日中にその山友と伊達紋別岳に登る予定があるため、今回山友が希望する品を直売店で買ってきた。
ただ、一番食べたかったという「塩おかき黒糖」はなかった。

(工場で)商品によっては月に1,2度しか製造しないとのことで、タイミングが悪ければ買えないらしい。
直売店の店員さんも何時入るか分からないとのことだから、山友のために山行の前日電話で「塩おかき黒糖」が入荷しているか聞いてみようと思う。
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岩塚製菓直売店の外観。店内は撮影禁止になっている
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山友に頼まれたせんべい類。段ボールの中に黒豆せんべいが2.5kg(税込み1280円)入っている
by tarumae-yama | 2017-01-20 07:19 | その他 | Comments(2)

支笏湖氷濤まつり

今年も1月27日から支笏湖氷濤まつりが始まるらしい。
すでに39回を数えるという。

もっとも、寒さにからきし弱い妻と一緒に見物したのは多分3回もないと思う。
花火の打ち上げを見ることなど、自慢ではないが今まで一度もない。

先日のオコタンペ山から帰宅途中、ブログのネタ用に一寸様子を見てきたけれど、今冬の厳しい寒さに氷像は順調に成長しているように見えた。
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24時間、細いパイプの先から支笏湖の水を霧状に吹き付けている
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2017年1月13日の撮影
by tarumae-yama | 2017-01-18 07:23 | その他 | Comments(0)

想いでⅣ

昨日は妻の月命日だった。
来月は1周忌を迎えることになるから、このところの月日の早さにはたじろぐものがある。

起床後と就寝前の毎日2回、仏壇の妻の写真に声をかけているのだが、やはり生身の妻に逢いたい、逢えたらと何時も思う。

昭和50年に結婚して以降、道東を中心に何ヶ所か異動したけれど、妻や子供も一緒だった。
結婚18年目の平成5年、利尻島で初めて単身赴任生活を経験した。

娯楽のない島だからと、私は赴任前に大枚をはたいてクラシックのCD100枚セットを買い、宿舎で毎日順番に聴いていた。
妻も音楽が大好きだから、毎月4泊5日で利尻にやって来ると一緒になって聴いた。

昨日は、その時のCDをラックから取りだした。
聴きながら、結納を入れた日の夜、札幌までウィーン・フィルのコンサートに行ったことや札響の定期会員になった事、大阪のKご夫妻に案内されてウィーンでコンサートに行ったことなど、音楽にまつわる妻との楽しかったあれこれが走馬燈のように思い出された。
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釣りは「鮒に始まり、鮒に終わる」。クラシックは「運命に始まり、運命に終わる」と言われるそうだが、久しく聴いていなかったロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルのライブ録音の「運命」は凄い演奏と思えた。
「ベストクラシック100」からの1枚
by tarumae-yama | 2017-01-17 07:11 | その他 | Comments(4)

山専ボトルのトラブル

登山で山専ボトルを重宝しているのだが、昨年その山専ボトルに不具合が生じたと記事にした。
そのボトルは、メーカーによる検品の結果溶接不具合で新品と交換してもらった。

それから1年9ヶ月問題なく使えていたのだが、最近熱湯を入れるとボトルが持てないほど熱くなった。
保証期間は過ぎているから、修理を依頼しようとメーカーの担当窓口に電話した。
すると、検品するので着払いで送って欲しいと。

その結果、10日ほどして無料で新品の山専ボトルが送られて来た。
なんでも、検査の結果、製品本体内側の溶接部分に微小な穴があったと。
この微小な穴は、余りにも小さかったため生産段階の検査時点では品質規格を満たしていて、不良判定されず出荷されたそうだ。
その後、時間経過と共にこの微小な穴から本体の真空空間にゆっくりと空気が入ったため、保温性能不良に至るまで時間がかかったと。

何れにしてもボトルとしては結構高額商品だけに、無償で新品に交換してもらえたことは本当に有り難かった。
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左側の山専ボトルは今回無償で交換してもらえたもので、右のものは問題なく使っている以前からの山専ボトル
by tarumae-yama | 2016-11-23 07:16 | その他 | Comments(2)

喪中葉書

このところ連日のように喪中の葉書が届く。
今年は何時もの年よりずっと多い気がする。

私の年齢になると交友関係からの喪中葉書は、さすがに親が亡くなったというのは少なくなったけれど、義理を含め兄姉と言うのが多い。

母が逝ったのは38年前か、その後妻の両親が亡くなったけれど、まさか妻のために喪中葉書を出すことになるとは思いもしなかった。

知人友人から届いた何枚もの喪中葉書を手に、私もそろそろとは思うものの中々その気になれない。
そもそも、9ヶ月にもなるのに未だに妻の死を受容できないでいる。

今日11月22日は、「いい夫婦」の日・・・・。
佳い夫ではなかったけれど、孫の成人式を見届けたいと言っていた妻の無念さを思うと、涙が滲む。
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パソコンの背景写真の妻と孫。年賀状作成ソフトで喪中葉書も作れるとは今まで考えてもいなかった

by tarumae-yama | 2016-11-22 14:36 | その他 | Comments(4)