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3月19日、漁(いざり)岳

今日は、午前中晴れるという予報に漁岳に登ってきた。
当初は漁岳の3kmほど北にある北漁山までのピストンを考えていたのだが、風雪が強くて漁岳で引き返した。

アイゼンとショートスキーをザックに入れ、7時40分に登山口を1番手で出発。
林道には前日のトレースが薄く残っているだけで、50分後尾根に取り付くとトレースはなく、膝下までのラッセルとなった。もうこの時点で北漁山は断念、漁岳すら行けないかと不安になった。

朝のうち青空が広がっていたのに、頂上直下のコルに達した頃には強風に雪が加わった。
頂上下の急斜面は膝までの新雪があり、アイゼンよりスノーシューの方が良いだろうと頂上までそれで押し通したが、重い雪質にラッセルがきつく、頂上は目の前にあると言うのになかなか届かず、風雪も強まってきてすっかり登頂意欲が萎えてしまった。

それでもやっとの思いで頂上に繋がる尾根に出ると、立っていられない程の猛烈な風、這うようにして頂上に行き、証拠写真を撮ってすぐさま下山にかかった。

頑張って付けたトレースがこの強風で消えていて、下りもラッセルを強いられるという何とも辛く悲しい漁岳登山であった。

頂上の急斜面を下り、15分程歩いたところで単独の登山者が上がってきた。
挨拶をして話をすると同じHYMLの会員の方であった。年間7,80回山に登っていると言うから驚く。
ブログを持っているとのことだから、ご本人のOKが得られればそのうち紹介したい。

山行記録
休憩を含め、登りに3時間30分、下りに1時間55分(今日の雪質ではショートスキーに自信がなくそのままスノーシューで下りた)。
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登山口に向かう途中、支笏湖と樽前山、右に風不死岳
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真っ白いオコタンペ湖と恵庭岳、支笏湖はオコタンペ湖の上に見えるのだが霞んでいる
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頂上下の急斜面を右に巻くようにトラバース中、風雪が強まったり弱まったり
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頂上標識も風雪に凍えている
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下山時、漁岳頂上部を写す
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HYMLの会員だというO?さん、ご本人の同意を得て
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GPSの軌跡、頂上直下の青旗はスキーのデポ地点
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by tarumae-yama | 2010-03-19 16:57 | 北海道100名山 | Comments(4)

1839峰

 札幌のUさんと2泊3日で登った中日高の1839峰は、北海道100名山の中で一番大変な思いをした山であった。
 3日分の水9リットルを加えたザックの重さ、徒渉直後からの長い急登、稜線上の嫌になる程のアップダウンとハイマツ漕ぎ、特にコイカクシュサツナイ岳のテン場から1839峰までの日帰りピストンは過酷で、声がかかっても2度目の挑戦は全くあり得ないと思う。
 
 2人で3日間独占した贅沢な山であったが、今でも鮮明に覚えている本当に辛い山であった。
 
 何故かこの山の写真の殆どが見つからなかったので、市内の山の知人であるたかさんのHPを紹介したい。
 彼の山行記録と写真で、厳しさと景色の美しさを感じて頂けたら嬉しい。
 
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重荷を背負って徒渉開始のUさん、2005年8月16日撮影
 
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切れ落ちた崖の道を進むUさん、下山時の2005年8月18日撮影 写真の上でクリックすると大きくなります
by tarumae-yama | 2010-02-09 13:57 | 北海道100名山 | Comments(4)

漁(いざり)岳

 恵庭岳の隣にある漁岳は夏道がないので基本的には残雪期に登ることになる。
 眺望が良い上3時間程度で頂上に立てるから毎年のように登っている。

 最初に登ったのは、稚内に単身赴任をしていた2001年の5月1日、帰省中に町内のOさんとであった。
 下山の急斜面で尻滑り中、雪の割れ目に落ちて腰を強打した。
 痛がる私を心配して稚内まで車で送るとOさんは言ったが、申し出を断り、自宅から335kmを必死の思いで運転して戻ったことが今では懐かしい。
 
 2005年には札幌のUさんと登っていて頂上直下でスリップ、担いでいたスキーを沢に流してしまった。
 そんな失敗の多い山だが、お気に入りの山である。
 
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急斜面をトラバースして漁岳へ、2004年4月18日撮影
 
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恵庭岳や支笏湖をバックに頂上直下の急斜面を登る登山者、上と同じ日
 
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斜面を尻滑りするOさん(雪で姿が殆ど見えない)と左に夫人、2003年4月27日撮影
 
by tarumae-yama | 2010-01-26 10:30 | 北海道100名山 | Comments(2)

大雪山(旭岳)

 大雪山(旭岳)は北海道100名山と言うより北海道を代表する日本100名山の一つである。
 昔、旭岳のロープウェイ車内で、毎年旭岳(だけのため)に来るという本州の夫婦と話をしたことがあるが、道外の登山者から北海道の山をひとつだけ紹介してと言われたら、私もこの山を勧めると思う。

 ただ、ロープウェイを使って頂上までのピストンならそれほど魅力があるとは思えないが、黒岳や白雲岳、緑岳等周辺の山を含めてと言うなら、そのお花畑や紅葉の見事さ、大きな山が連なるスケール感と多彩なコース等に魅力の大きさは抜きん出ていると思う。
 
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裾合平周辺のお花畑、2008年7月8日撮影
 
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紅葉のシーズンに雪で真っ白な旭岳頂上部
 
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天然露天風呂である中岳温泉にビキニの水着で入る勇敢な女性と驚きの登山者
 
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紅葉シーズン最盛期と休日がぶつかりロープウェイ乗り場に並ぶ登山者と観光客の長蛇の列、中央に旭岳、上3枚の写真は2001年9月23日撮影
 
by tarumae-yama | 2010-01-19 12:29 | 北海道100名山 | Comments(2)

礼文岳

 礼文岳(490m)には6度登ったが、なかなかスカッとした視界は得られなかった。
 それでも、頂上から望む礼文島の海岸美や海からそびえるような利尻山(島)の印象が強烈で、私はこの山がとても好きだ。
 利尻山同様熊の心配がなく、鈴を付けずに静かに登れるのも嬉しい。
 
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礼文岳頂上から中央左に利尻山(島)が見える 2001年8月25日撮影
 
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礼文島の昆布干し風景、中央左にかすかに利尻島が望める。礼文島の漁師に言わせると、稚内や利尻で採れる利尻昆布より礼文島で採れる利尻昆布の味が一番とのこと。 2002年7月3日撮影

 最近の礼文岳登山の様子は昨年のブログにアップしているのでそちらを。
 
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読者からリクエストがあったので、利尻山頂上から礼文島(一番上の細長い雲の下)を、2007年8月28日
by tarumae-yama | 2010-01-17 13:03 | 北海道100名山 | Comments(2)

利尻山

 毎日のようにブログをアップしていて昨年は約350本の記事を書いた。
 
 このところ、カメラを持って公園を歩いてもエゾリスやキツネ、鹿等に出会う事がない。
 2回に1回は公園の奥までフクロウを求めて入るもののずっと徒労に終わっている。
 昨日はツグミを撮影したが、私の貧弱な望遠レンズでは点のようにしか写らず、大きくトリミングすると不鮮明になってとてもアップ出来ないからさすがにネタ切れ状況。

 そんな訳で苦し紛れ?に、(何もない時は、)「北海道100名山シリーズ」と銘打ち、過去に撮りためた写真の中から天気に恵まれた山をメインに、1山に2,3枚添付しようかと思う。
 最近、日記や山行手帳を処分し記録がないため、写真に記憶頼りの少々の説明を添えて。
 
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長官山から頂上部を望む、右下に避難小屋
 
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登りは鴛泊コース、下山は沓形コースで途中の三眺山
 
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利尻山頂上から鴛泊港
写真は2001年9月13日撮影。
当時稚内に勤務していて職場の職員と奥さんの3名を案内(私は19回目の利尻山)したのだが、頂上直下から新婚の奥さんに腰痛が出て予定より大幅に遅れ、ヘッドランプを点けて下山し忘れられない利尻登山となった
 
by tarumae-yama | 2010-01-15 12:31 | 北海道100名山 | Comments(4)