2017年 06月 30日 ( 2 )

羊蹄山、2017.6.26

羊蹄山は昨年8月下旬以来10ヶ月ぶりのことだが、あの時は喜茂別コースからで、四つのコースの中で一番標高の高いところからのスタートだから、4時間かからず登頂出来ると思っていた。
だが、同行者の体調不良で何と5時間を超えてしまった。

今回は京極コースを選択したが、翌日も休みだというえすさんは小屋泊まり装備だから、それなりの時間がかかった。
更に、前日の雨で登山道がぬかるんでいて滑りやすく、想定外に時間を取られた。

5合目を抜けるまでガスの中で、一時霧雨状態になったけれど、雲の上に出るともう上空は雲一つないスカイブルーが広がっていた。

花も時期の早いコメバツガザクラやキバナシャクナゲがまだ最盛期だったし、一番楽しみにしていたエゾノツガザクラが咲いていて嬉しかった。

日本100名山だから、本州からやって来た登山者とスライドしたけれど、平日のせいで挨拶した登山者は数名に過ぎず、我々は本当に静かな羊蹄山を堪能した。

小屋に泊まるえすさんを真狩コースの分岐で見送ると、あとはM夫人と二人きりでずっとおしゃべりしながら下山という初めての経験が面白かった。

山行記録
登山ポスト07:40→頂上12:10~14:00(昼食とお鉢巡り)→登山ポスト16:25

写真の上でクリックすると大きくなります。
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京極コースの登山ポスト前で、バックに羊蹄山
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倒木をくぐり抜けるえすさん。ザックが大きくて大変そう
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何の実だろう?・・・ツルシキミの実と教えて頂いた
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5合目の手前で雲を抜けた
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雲海を眼下にエゾノツガザクラを撮影中のM夫人
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お鉢近くまで登ると、比羅夫コース?へと進む登山者。ザックの大きさから前日小屋に泊まったのだろうか
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頂上から下りてきた青年は横浜在住だと
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分岐でアウターを着用の同行者
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イワウメ
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ミヤマキンバイ?
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コメバツガザクラと上にイワウメ
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頂上に到着直前のM夫人
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頂上で一緒になった福島市のNさん(左端)と札幌のガイドのIさんにも加わってもらって
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キバナシャクナゲ、奥に同行者
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エゾノツガザクラ
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エゾノツガザクラを前景にM夫人
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これもエゾノツガザクラ
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キバナシャクナゲを前景に同行者
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エゾノツガザクラとメアカンキンバイ?
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キバナシャクナゲを前景にお鉢の奥に頂上
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真狩コースの分岐近くで小屋に向かうえすさんとハイタッチでお別れ
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小屋に向かうえすさん
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雲海をバックに小屋泊まり装備のザックを担いだパーティが頂上に向かっているのか
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登山ポスト近くで子キツネが岩の間から現れた


by tarumae-yama | 2017-06-30 08:41 | 日本100名山 | Comments(4)

「氷の轍」と「蜜蜂と遠雷」

驚いた事に、図書館に予約を入れていたタイトルの2冊が、日を空けず「貸し出しの用意が出来た」とのメールで借りることが出来た。
こんなことは初めての経験でビックリ。

だが、予約本は延長が効かず、2週間で返却しなくてはならない。
どちらも厚い本だが、特に後者は507ページの長編だから、何時も1冊でもギリギリなのにと焦ってしまった。

けれど、不幸中の幸いと言うべきか、パソコンの不調で8日間もブログの記事をアップ出来なかったから、連日深夜まで読書三昧だった。
山には相変わらず行っていたけれど・・・。
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上の2冊は山友が貸してくれた本だが、中断して下の2冊に集中。「氷の轍」は釧路で起きた殺人事件を、女刑事と上司の男性刑事コンビが解決に向かう活躍ぶりが粗筋だが、女刑事の父親も母親も同じ警察官だったという設定、なおかつ女刑事は、父親と愛人との間に出来た赤子で、母親が実の娘のように育てたというのが、本の中のこととはいえ信じがたい。

釧路には昔私が転勤で2年間住んでいて、本に出てくる地名が懐かしかったけれど、何より展開が面白くて、桜木紫乃氏の作品は改めて好きだと感じた。

「蜜蜂と遠雷」は、日本の有名なピアノコンクールに出場するコンテスタントの第1次予選から第3次予選、そして本選までに絞られてくるコンテスタント達の演奏ぶりや交流の様子などが丁寧に描かれている。
だが、コンテスタントの演奏ぶりの表現があまりにも大袈裟で叙情的過ぎると感じた。
それでも、読んでいて涙腺が緩んでくるのは、恩田陸という作家の凄さなのだろう。さすが直木賞作家だと思った。


by tarumae-yama | 2017-06-30 07:01 | Comments(2)