鷲ケ巣山登山

  24日5時30分起床、旅の最後の山となるであろう鷲ケ須山(1093m)登山に出かけた。
 GPSの高度と腕時計の高度を合わせて7時丁度に出発。1000m足らずの山であるが、登山口に立ってみると標高は90m程だからたっぷりと1000mを登らなくてはならない。ここに最初の見込み違いであった。いきなり1時間で550mも高度を稼ぐような急登で息が上がり汗が吹き出した。辛い登りに、見た目の良い山は美しい薔薇のようなもので手を出すと痛い思いをすることになる、とそんなことを考えながら登っていた。 それでもこのペースだと2時間少々で頂上だろうと予想していたが、825mの前ノ岳に立って驚いた。その先に2つも大きなピークがあって頂上は遙かに遠い。小さなピークも隠れていて何とも性悪な山だと悲鳴が出そうになった。ピークの登り下りは、帰りも登りがピークの数だけある訳で、ここで引き返すことも考えたが、最後と決めた山を引き返したのでは悔いが残ると思い歩みを進めた。 しかし、1004mの中ノ岳に立ってもう一度思い悩むこととなった。一段と下りと登りの高度差が大きくさすがに気持ちが萎えてしまい、ザックを置いて登ることとした。そして、3時間15分も要してやっとの思いで頂上に立った。今回の山旅で宮之浦岳の3時間半に次いで時間がかかってしまった。辛さも今回登った20の山で1,2を争うようなものだと感じた。 下山に3時間を要し、肉体的にも精神的にも限界に近い登山であった。
 地図を持たず予備知識もないまま、誰も登っていない山に入る心細さで疲れも倍加したように思う。
 帰りの前ノ岳で地元の夫婦に会った。この山は昭和初期まで姥捨て山であったとのこと。
そのことを事前に知っていたら決して登ることのない山であった。
 下山後のGPSによると、歩行距離9.62km、総上昇量は1631mとあったから、実に高度差の6割も多く登ったことになる、何とも手強い山であった。
 13時20分に下山し家内と合流した。コンビニ弁当を車内で食べて今日の道の駅「鳥海」に急いだ。 温泉もある道の駅でようやくPHSの圏内となり、インターネットで天気予報を見たところ、明日から2日間雨とのことで急遽明日朝、秋田から北海道に帰ることにした。
 「鳥海」からもう65km走って、夜秋田に近い道の駅「岩城」に到着した。ここにも「港の湯」という温泉があり、やっと登山の疲れを癒すことが出来た。
 
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                 中ノ岳と奥に鷲ケ巣山
 
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                 頂上からの眺望
 
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                 下山中に中ノ岳と左に前ノ岳
 
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                 鷲ケ巣山の花
 
by tarumae-yama | 2007-05-25 16:58 | 登山 | Comments(0)
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