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樽前山で驚きの出会い、2017.12.14

兵庫県のすみたこさんから珍しく「記事を参考に、有珠山に本日登ってきました。」とコメントが入った。
そのコメント返しに、「明日も登るのでしょうか?私は樽前山に登るつもり。」と書いた。

そして、予定通り樽前山に登ったのだが、7合目の展望台近くで男性がワカンを装着していた。
挨拶をして顔を見ると、何とすみたこさんだった。

コメントの後、何の連絡もなかったけれど、当然コメント返しを見て樽前山を登っているものと解釈したのだが、私からのコメントはまだ見ていないと。
冬の平日の他に誰もいない樽前山で、本州の人とこんな偶然があるものかと思った。

彼の話では、今回2泊の予定で、有珠山(の外輪山)と樽前山(の溶岩ドーム)を登り、今夜の飛行機で帰宅すると。

今日の樽前山は、ゲート前にも近くの駐車帯にも車はなく、当然私が最初の登山者だった。
それが、5合目のゲートから雪上に突然新しい靴跡が現れた。
そのことをすみたこさんに話すと、何と彼はモーラップの古道を歩いてきたそうだ。
本来、古道は7合目のヒュッテ前に繋がっているのだが、彼は間違えて手前の二股を左折し5合目の砂利道に出たらしい。

私の読者ですみたこさんを知る人は山友の数人を除いて皆無だろうから、スルーしていただいて結構なのだが、まあおつきあいいただけるのなら嬉しい。

すみたこさんとは、2015年1月29日、Sさん、izumisawaさんの3人でオコタンペ山に向かう折、駐車場で挨拶をしたのが最初だった。
彼は、その時は隣の恵庭岳に向かった。

その年の9月16日、同じSさんとなおさんの3名で愛山渓温泉から永山岳に向かっている時、追いついたソロの男性がすみたこさんだった。

翌2016年2月20日に、彼の希望でオコタンペ山、漁岳、小漁山を経由してオコタンペ湖を横断する山行を計画した。
他に希望者がいたため、何と9名もの大パーティになった。
ところが、2月16日に妻がガンで逝き、葬儀のために私は参加出来なくなってくーたさんにリーダーを代わってもらった。↓

それ以来ご無沙汰をしていたのだが、何とも驚きの再会だった。

写真の上でクリックすると大きくなります。
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7合目の展望台で、すみたこさん。支笏湖ブルーが奇麗!
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森林限界を抜け、ワカンで樽前山東山の斜面を直登するすみたこさん
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強風で足下から雪煙が舞う
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二人の影を入れて。左上に風不死岳
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東山の頂上で
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東山から溶岩ドームに向かうすみたこさん
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溶岩ドームの影の近くに小さくすみたこさんが見える(中央の右下)


by tarumae-yama | 2017-12-15 00:28 | 樽前山 | Comments(2)
Commented by すみたこ at 2017-12-16 07:25 x
木曜はお疲れ様でした。速報版を見に来ましたが特集?にびっくりしています(・・;)
天気はよかったですが、寒かったですね。
ドームの傾斜が危なっかし過ぎたので途中で撤退しかけましたが、こんな好天のチャンスはまたとないと思い直して登ったそこは違う世界の景色でした(笑)
帰りの湖畔道路が核心部で筋肉痛に苦しんでる現状です(*_*)
Commented by tarumae-yama at 2017-12-16 16:17
すみたこさん
コメントを有り難うございます。
先日は本当にビックリしました。
特集?は、読んで問題なかったですか?

溶岩ドームに登るのを東山から見ていたかったのですが、余りにも寒すぎました。
登れて良かったですね。

支寒内からモーラップまでの歩きは厳しかったと思います。
結局何キロ歩いたのでしょうか?

また来年も北海道でお会いできれば嬉しいです。
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