緊張の恵庭岳、6月28日

一月ぶりに恵庭岳に登って驚く事があった。
先ず、昨年10月の風倒木のために作られた迂回路が、この一月の間で多くの登山者が往復したために本格的な登山道に成長していたこと。
もはや乱打?されたテープは殆ど必要ないと思えた。

二つ目は、多分知人が登る度に整備しているのだろう、前回より更に進路を阻む倒木や枝などが取り払われて歩きやすくなっていた。
最終砂防ダムのすぐ上にある涸れ沢への道迷いが頻発した分岐点も、ペイントで進路が明示されていた。

最後に、登山ブームのせいか、平日でも若い男女を見かけることが多くなった。
それ自体は歓迎すべき事と思うけれど、恐らくしっかりした雨具も、万が一暗くなった際のヘッドランプも持参していないだろうスニーカーを履いた軽装の若者には不安を覚える。
頂上まで舗装されている紋別岳ならいざ知らず、中級と言われ、足場の悪い恵庭岳ではせめて登山靴は必要だろう。
まあ、これは年寄りの余計なお節介かも。

一月前は、シラネアオイやツバメオモト、サンカヨウなど花の多い恵庭岳だったけれど、今回は随分と寂しい状況で、中腹から上でマイズルソウを、頂上付近でイワヒゲとイワウメを見たくらいだった。
ただ、ギンリョウソウがまとまって咲いているのを見たのは嬉しかった。
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西峰に向かう途中の稜線から支笏湖
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頂上のイワヒゲ
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恵庭岳の頂上岩塔。脆くなって落石が多い
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ルンゼでスライドした二人組
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下の岩は最近写真の中央右付近から転がり落ちたものだろう。中央左上にロープが見える
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頂上岩塔の向かいにある岩塔も真ん中に大きな亀裂が見える。この下には西峰への踏み跡がある
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頂上のイワヒゲ。奥にオコタンペ湖
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デベソ岩が乗っていた大岩。ロープの右の岩はもうすぐ崩落しそうだ。その下に頭蓋骨岩?
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デベソ岩が乗っていたところ。中央の岩は今にも崩れそうに見える
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先日ブログで紹介した岩が落下し、奥に「立入り厳禁」の警告板が見える様になった。それにしても不可解な場所にあるものだ
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頂上から羊蹄山。左に尻別岳、右にニセコアンヌプリ。羊蹄山の残雪も少なくなった
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ロープ場の下、ルンゼの上に登山者が見える。後で苫小牧のMさんで私のブログを熱心に見ている方と知った。ズガイコツ岩?が不気味
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第2見晴台であれこれお話しをした苫小牧のMさん。結局頂上まで登らなかったとのこと。2日前にサロマ湖100kmウルトラマラソンに出たばかりと言うから驚く
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同じ第2見晴台で恵庭の高校のワンゲル部員と先生。実は先月イチャンコッペ山で会っている
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その時の写真。5月15日の撮影。撮っているのはN君
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頂上から、苫小牧沖にフェリーが見える
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紋別岳頂上のアンテナ群と左端に気象庁のドップラーレーダー塔、右端近くに新千歳空港の管制塔が見える
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ギンリョウソウ
by tarumae-yama | 2016-07-01 13:13 | 北海道100名山 | Comments(6)
Commented by Shingetu616 at 2016-07-01 13:23
tarumae-yamaさん、こんにちは(*^^*)
いつもありがとうございます!
私も散髪して夏バージョンにしてきました♪
ちょっと切りすぎたかもです(^^;;
恵庭岳…どんどん遠い存在になったきた気がします…もしも私のこの体重で岩が崩れ落ちてしまったら…と思ってしまいます。
月曜日に目国内に行きました。下山すると駐車場に捜索隊が…山菜採りの男性は残念ながら翌朝の新聞に載っていました。
皆々様が安心安全な登山を楽しめる事をお祈りします。
Commented by 120oh at 2016-07-01 14:31
tarumae-yamaさん、まいどさまです。
函館地震の影響でしょうかあっちこっち落ちてますね。
西峰へは主峰南西側の岩峰基部を通らなくても先日行ってますので落石のリスクは大幅に軽減されてます。中尾根の南側(西峰)側は納得のいくコース取りが出来ましたが、北側(北峰)側は単純に鹿道を追っかけたので納得してません、もう少し下を見に行かなばと思ってます。
鹿道は北峰尾根の稜線を通って登山道を通り巨岩の平から大沢に降りてます。鹿道を上手に追っかければ歩き易いところは分かりますよ。
Commented by tarumae-yama at 2016-07-01 23:34
Shingetu616さん
コメントを有り難うございます。
お互いに頭は夏バージョンなのですね。
恵庭岳、確かに気軽に声をかけられなくなりました。
オコタンペ湖のビューポイントまでならまだ安全かも知れません。
今は花も少ないですから、来年の3月頃アイゼンを装着して登りませんか?

目国内岳はタケノコが採れますから、沢山の人が入っているのでしょう。
お気の毒でしたね。

M夫妻も先日登ったようです。
私が最後に登ったのは6年前、妻と大阪のKご夫妻の4名ででした。
Commented by tarumae-yama at 2016-07-01 23:38
隊長Oさん
コメントを有り難うございます。
私は方向音痴なので、鹿道を追っているうちに迷ってしまいそうです。
カシミールの地図を見ながらルートを想像しているのですが、イメージが湧きません。
4日に確認出来ればと思っています。
Sさんともどもよろしくお願い致します。
Commented by 120oh at 2016-07-02 15:29
tarumae-yamaさん、まいどさまです。
東峰の西側もそうですが、本峰西壁から西側も地形図が現地と合ってません。カシミールでは現地を想像するのは難しいかも知れませんね。4日よろしくお願いします。
Commented by tarumae-yama at 2016-07-02 21:24
隊長Oさん
コメントを有り難うございます。
地形図が実際と違う事は往々にしてあり得ることですね。
登山道も違っていると何度か感じたことがあります。

4日は晴れて欲しいです。
新しい角度から支笏湖を眺めてみたいです。
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