OBATAさんから久しぶりにメールが来て、4月25日に医師から山を再開しても良いとの許可が出たと。
エベレストのベースキャンプで雪崩に襲われ重傷を負ったのは、昨年の4月25日とのことだから、ピッタリ1年後の朗報だが、本人はまだ一月は先と思っていたそうだから意外だったらしい。 ともあれ、早速27日に無意根山に登ってきたと。 Sさんと私に声をかけようかと思ったけれど、山行を決めたのは前日だからソロで行く事にしたそうだ。 そういうことならと、連絡を取り合ってSさん、H原さんと私の4人で漁岳に登ってきた。 左足に金属が入っているせいか、左肩が下がってまだ歩き方が普通ではないと思ったけれど、それでもリハビリ中とは思えないペースで登るのはさすが。 OBATAさんと一緒に登ったのは、エベレストに行く前の2月12日の恵庭岳だったから、お会いするのはほぼ1年3ヶ月ぶりのこと。 登っている時、相変わらず笑顔を絶やさず雪崩の事や強欲シェルパのことなどを披瀝してくれたけれど、現地でどれほど大変な思いをしたのか、私達の想像を遥かに超えるものがあったのだろう。 肝心の山の状況だが、我々はワカンやスノーシューを持参したものの、往復ともつぼ足で全く問題なかった。 前日の降雪のため上部で20cmほどの新雪があったけれど、トレースがしっかり残っているから、踏み跡さえ外さなければ埋まる事は殆どないと思う。 休憩を含め、登りに2時間53分、下りは2時間20分だった。 5月に入りさすがに笹やハイマツが露出して来ているとは言え、多分まだ1週間から10日は漁岳を楽しめると感じた。 前日の降雪で林道はたっぷりの積雪 オコタンペ湖が見えるところまで登ってきて、周りの眺望を楽しむ 4月10日M夫人が雪庇から落ちたところとOBATAさんに説明するSさん 快晴の天気に足取りも軽く 漁岳の頂上が見えてきたのか、SさんとOBATAさん 漁岳の頂上。新雪が乗っているところは真っ白だが、吹き飛ばされているところは黄砂のためか汚れている 遠くにホロホロ山や徳舜瞥山が見える 頂上に到着寸前の同行者 我々の直後に到着した人達も一緒に。後ろに羊蹄山。中央の男性から、デジカメさん?と声をかけられた。何と2年前の7月に樽前山でお話をした銭湯「富士の湯」を経営するOさんだった 下山はOさんも一緒に 下山の先頭はH原さん 眼下の眺望を楽しみながら 前方にオコタンペ湖。今日は少し碧色の湖面 今日は恵庭岳からも素晴らしい眺望があったのだろう 漁岳をバックに、右端の男性がOさん 恵庭鉱山跡を見に行くことに OBATAさんとOさんは鉱山跡を初めて見るらしい スノーブリッジはもう時間の問題? 土砂崩れを起こしている林道。山で愛用しているCANNONのPowerShot G5 Xが不調になって、写真は殆どオリンパスのTG-850で撮影したため、画質は何時もより落ちていると思う
by tarumae-yama
| 2016-05-03 09:18
| 北海道100名山
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Comments(2)
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OBATA
at 2016-05-03 14:34
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素晴らしいお天気に恵まれて、久し振りに青いオコタンペ湖を見ることが出来ました。積雪もあって、静かで綺麗でしたね!誘っていただきありがとうございます。元のように歩けるよう、リハビリ頑張りますね(^^)/
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tarumae-yama at 2016-05-04 10:53
OBATAさん
コメントを有り難うございます。 1年前の恵庭岳とは違って穏やかな春山でしたね。 眺望も良くて嬉しかったです。 大変なケガをされたのに、こうして1年後に山を再開された気持ちの強さには驚愕しています。 またご一緒する機会があれば嬉しいです。
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