恵庭岳頂上岩塔のロープ

先日の21日、恵庭岳の頂上岩塔基部でスライドした青年から、頂上のロープが撤去され、我々5名がロープの助けなしで登頂することになる最初の登山者だと教えられた。
どうやら、青年はロープの切断作業を見ていたらしい。

それは9時前の事だったようで、我々が9時半過ぎにその場に到着したとき、なるほどロープは見当たらなかった。

ロープは岩でこすれて少々傷んでいたから、不測の事態を懸念しての処置なのかも。
もっとも、新しいロープが用意された訳ではないから、撤去は、何となく初心者は登らないでという関係者の思惑が透けて見えなくもない。

そんな訳でリスクを減らすためにザックを残し、我々はH原さんを先頭にカメラだけ持って頂上へ。
やはり山頂から360度の絶景を知る身には、ロープ場の下で満足することは出来ないと言う気持ちがあった。

頂上での素晴らしい眺望を満喫し、ロープがあったすぐ下で昼食を摂ったのだが、その間にも続々と登山者がやって来た。
見た限り、山の経験が浅そうな若い女性も年配の男性も岩を登って山頂に立ち、断念した登山者は2人だけだったろうか。

下り専用コースの途中で我々のすぐ上を(多分、道警の)ヘリがホバリングをしていたから、もうあの岩から落ちて負傷者が出たのかと心配をしたけれど、翌日の新聞によると、それは隣の漁岳で登山者が骨折したための出動だったらしい。
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3本架かっていたロープのうち、最後まで残っていた左側のロープが今朝根元から切断された。6月21日9時58分撮影
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2014年10月12日撮影。 この時点では頂上岩塔に3本のロープが架かっている。厳密には左端のロープは長短2本あるから合計4本か
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2014年11月16日撮影。この時点では真ん中と右側のロープで撤去され、左側のロープが、それも短いものだけになっていて、撤去されたロープは頂上に置かれてあった
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同じ2014年11月16日の撮影。撤去された真ん中のロープを使って下山する登山者
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2014年11月30日の撮影。この時点では左側の短いロープだけになっていた
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2015年5月11日撮影。この時点ではまた真ん中にあった古いロープが左側に繋がれたように見える
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2015年6月21日撮影。左側のロープが全てなくなってから最初の登頂者となったH原さん。下の青年は大学の1年生で山岳部員だと言う
by tarumae-yama | 2015-06-24 06:55 | 登山 | Comments(2)
Commented by murakami2231 at 2015-06-24 09:35
こんにちは。
ついにロープが撤去されましたか。
積丹岳での遭難救助裁判で、道警には「救助する義務がある」とされてしまい、危険箇所は近づけない様にしてしまう意図が感じられてしまいます。
登山者にはパーティーの技量を律する義務があると思います。冬に子連れで登る際は、ザイル確保が必要になりますね。夏でも、低学年の山友の子どもと登る時は、この程度の岩場でもザイルが必須と思っています。
安全に下山出来てこそ、その山に登ったと言えるのですから。
Commented by tarumae-yama at 2015-06-24 11:05
murakami2231さん
コメントを有り難うございます。
ロープが傷んでいたので、そのうち更新するのかと思っていましたが、撤去となりましたね。
このままなのか、もう少し様子を見ようと思っています。
確かに冬はロープなしだとずっと困難になりますね。
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