21日に数名でイチャンコッペ山に登る予定があり、下見に出かけてきた。
もっとも、真の目的はイチャンコッペ山への途中にある幌平山。 駐車場に着くと、車が1台停まっていてどうやら先行者がいるらしい。 入山名簿には記入していないものの、真新しいスノーシューの跡が斜面に延びていた。 最終記入者は15日のAさんとあった。 苗字しか書いていないけれど、多分、知人のAさんなのだろう。 新雪は思ったより多く30cmほどもあり、出だしからスノーシューを履いた。 登りだして10分ほどすると先行者とスライド。 何と登山者ではなくて、猟銃を肩に鹿撃ちの若いハンターだった。 ここは禁猟区だと思っていたが、この先に撃てるエリアがあるらしい。 聞くと、幌平山の斜面をトラバースしイチャンコッペ山への分岐から引き返したとのことだが、分岐まで行ってみるとイチャンコッペ山方面にまだトレースが続いていた。 そこから私は左折し、幌平山から北東に延びる尾根に取りついた。 出来ればダイレクトに登りたかったけれど、笹と雪がまだ締まっていないため無理だった。 分岐まではハンターの踏み跡を有り難く使わせてもらった。 尾根から頂上までは、雪が締まっているかトレースがあるなら30分もかからないのだが、スノーシューがどこまで埋まるか、その状況によっては1時間から1時間半だろうと想定。 時々膝まで埋まったけれど、概ね予想していた時間で頂上に到着。 ずっと小雪が舞う天気だったが、時々青空も広がって結構視界は良かった。 下山は、頂上から斜面を駆け下りてイチャンコッペ山への夏道に合流出来たらと思っていたが、笹が出ている積雪状態ではスノーシューの歯が引っかかって転倒しまくりだろうと判断、自分のトレースを忠実にたどって登山口へ。 昨日までの爆弾低気圧の影響もなく、風は弱く吹き溜まりもたいしたことがなくて、一寸拍子抜けしたこの冬夏道のない山への初登だった。 それでも、ハンターと別れた後は独り占めの雪山を愉しんだ。 山行記録 登山ポスト08:49→幌平山頂上10:19~10:33→登山ポスト11:07 登山前、支笏湖湖畔から中央左に恵庭岳、右に目指す幌平山 顔出しは遠慮されたので、離れたところからハンターの後ろ姿を 新雪は30cm程度 頂上標識をバックに自家製のHG。NASAも推薦?の行動食。奥に霞む紋別岳 ザックを入れて頂上標識 頂上の先から恵庭岳。頂上の岩塔が見えだした 頂上までウサギの足跡が伸びていた。奥に恵庭岳 紋別岳をアップで 頂上から支笏湖と中央に紋別岳 下りの北東尾根。右端に紋別岳。左端にイチャンコッペ山 逆光の支笏湖と奥に風不死岳と樽前山(左)。写真の上でクリックすると大きくなります
by tarumae-yama
| 2014-12-20 07:11
| 登山
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Comments(4)
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maatota
at 2014-12-20 23:04
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ふふふ、「HG」が大活躍ですね。
ひぇーーー、下山では「独り占め」だったのですねぇ。 スッゴイ雪ですものねェ、登山者は少ないでしょう、年末だし・・ すっごく、すっごく気をつけて下さいね。 逆光の写真、とーーーってもステキですねっ!! (*^。^*)
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tamataro1111 at 2014-12-21 04:36
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tarumae-yama at 2014-12-21 18:07
maatotaさん
山での行動食であるHG、甘くて本当に美味しいです。 もう何回か楽しめそうです。 九州から見れば、雪は多いでしょうが、この状態ではまだまだスキーは出来そうにないですね。 今日のイチャンコッペ山、師走ですが日曜日と言う事もあって5組の登山者でそこそこ賑やかでした。
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tarumae-yama at 2014-12-21 18:10
tamataro1111さん
今日は。 気温が低い分、雪はファファというかサラサラと言う感じです。 日本海側は荒天だったでしょうが、今日のイチャンコッペ山と幌平山はそれ程悪くはなかったです。 と言うより、むしろ想定外に良かったです。
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