昨年の秋に喜茂別コースから羊蹄山に登ったので、四つあるコースを全て経験した。
短時間で登るなら外輪山に到着と同時にそこが山頂の喜茂別コースか、次に近い京極コースなのだろうが、今回は時間がかかっても花が1番多いと思われる真狩コースを選択。 このコースは、外輪山から山頂までぐるりと時計回りに半周以上しないと行けない。 反時計回りだと距離は短いけれど、恐竜の背中のような岩歩きになって余計時間がかかる(と思う)。 そんな訳で選んだ真狩コース、思惑どおり花には恵まれたけれど、外輪山がお花畑同然だからカメラを取り出す場面が多すぎて、そこから山頂まで大幅に時間がかかってしまった。 このコース上には雪は全くなく、登山道は乾いていて快適だった。 残雪があれば、帽子の中に雪のかたまりを入れて頭を冷やしながら登れたのだが。 登りがきついから、汗っかきの私は今回多めに3リットルの飲料水を持った。 飲んだのは半分だったが、残りの水の重さと非常時の装備品もあれこれ携行したので、今日は膝の痛みはないものの、ザックの重量のせいで肩が痛い。 山行記録 登山口06:54→5合目08:18→頂上10:43~11:25(昼食)→5合目13:15→登山口13:59 休憩を含め登りに3時間49分、下りに2時間34分 写真の上でクリックすると大きくなります。 ウコンウツギやナナカマドが咲き乱れる真狩コースから避難小屋とその奥にニセコアンヌプリ 左に昆布岳、右端の山は狩場山? 外輪山に到着、時計回りで山頂へ向かう。左端のピークにHさん。山頂で楽しく会話できた 5合目辺りを登っている時にアッという間に追い越された奈良のHさん。もう下山してきた。40歳とのことだが40日間の滞在予定で利尻山やトムラウシ山などを登る予定とか キバナシャクナゲは今がピークかそろそろ終盤 イワウメは見頃 山頂で標識を撮影中の札幌からのHさん。カメラはニコンのP330? 山頂で驚きの再会をしたミューラーさん。中央に友人のNさん。一昨年の6月、ミューラーさんとは夏道のない境山を苦闘のハイマツ漕ぎで登頂した戦友?。今年1月2日の紋別岳でお二人に会っている。その他昨年1月5日にシルバートリオでオコタンペ山に登る準備中にもゲート前で会っているから、こんな偶然があるものだろうかと思う 頂上近くのミヤマキンバイ 圧巻のイワウメ 終わりに近いコメバツガザクラ 頂上からは雲の為見えなかったが、中腹から洞爺湖が望めた 登りの途中、最初の下山者と挨拶。上士幌から来たと言う兄弟と沖縄から遊びに来た祖父だそう。お兄ちゃんは、私に「日帰りですか?」と物怖じしない明るい子供だった。昨日3人で小屋に泊まったとのこと 次にスライドした山ガール。華やかな印象。こちらも山ガール3人で小屋に泊まったらしい 下山中にスライドした札幌からの4人パーティ、小屋に泊まるそうだ
by tarumae-yama
| 2014-06-24 17:34
| 日本100名山
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Comments(8)
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Ei-taro
at 2014-06-24 20:27
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tarumae-yamaさん、羊蹄、お疲れさまでした。
特に下りが速いであります。 僕は一日違いで登って来ました。 高低差1500mを稼げるのでダイエット効果も大きいと感じています。 ミヤマキンバイの写真などアップありがとうございます。 僕はミヤマキンバイが大好きなのです。 またのアップ 楽しみにしています。
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yamakawawalk at 2014-06-24 21:21
こんばんは^^
羊蹄山お疲れ様です。 写真の様子だと旧避難小屋はまだ残っているんですね。 火口の雪も例年より少ないような・・・。 新しい小屋には小屋開き前に2Fから入って泊まってみようと思っていましたが、 タイミングが合わず叶いませんでした。 真狩コースで3時間40分ってさすがに早いですね。 僕は以前比羅夫コースで4時間くらいでした。 真狩コースは距離が長くて苦手です^^; 確かにこの時期は花が多くて外輪に上がってから一気にスピード落ちますよね。 今年は秋ぐらいに京極か喜茂別で登る予定でいます^^
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sunatsu
at 2014-06-24 21:39
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はじめまして。鹿追でも新得でもなく上士幌から来た兄弟の母です。
妹がまだ小さいので私は下で留守番してたのですが、息子達が見た景色をこうやって見ることができて感激してます。私も今度は一緒に登ってみたくなりました。
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ピータンまま
at 2014-06-25 00:02
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羊蹄山、用事の前に登る山ですか~(笑)
一度は登ってみたい憧れはありますが 私たちにはちょっと敷居が高いです(。>0<。) でもいつか。。。 キバナシャクナゲ、大好きなお花です♡ 一年ぶりの樽前山行って来ました 本命は恵庭岳だったのですがね。 暖かくて気持ちのよい山行でした♪
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tarumae-yama at 2014-06-25 10:42
Ei-taroさん
前日に登ったのですね。 小屋に泊まった人の話では夕焼けが綺麗だったという話でしたが、日帰りでもっと早い時刻に下山したのでしょうね。 ミヤマキンバイも良かったですが、キバナシャクナゲやシラネアオイがまだまだ残っていて楽しめました。 下山がやや早かったのは、訪問が遅くなりその結果夕食までに帰宅できなかったら困ると思い急いだせいですね。 もっと山そのものをじっくり楽しみたいとは思っているのですが・・・・。
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tarumae-yama at 2014-06-25 11:00
yamakawawalkさん
帰りのコースは避難小屋前を考えていたのですが、なぜか登りと同じ道を使ってしまい、小屋を見ることが出来ませんでした。 遠望ですが、旧小屋はまだそのままの様ですね。 火口の雪も少ないですが、登山道に全く雪がなかったのは驚きでした。 先月下旬から今月上旬の高温で、雪解けが一気に進んだと言うことなのでしょうね。 私も花のシーズンでなければひらふや真狩のコースは使わず、喜茂別コースを選択すると思います。 真狩コース、5合目までは比較的順調でしたが、そこから外輪山まではペースが落ちました。 花の最盛期?にぶつかったおかげで、外輪山の分岐から頂上標識までは更に時間がかかりましたが、丁寧な写真を撮るyamakawawalkさんも同じ感想でしょうか。 秋の羊蹄山、当然星の写真で山頂に一泊でしょうね。 天気に恵まれて欲しいですね。写真を愉しみにしています。
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tarumae-yama at 2014-06-25 11:17
sunatsuさん
コメントを有り難うございます。 まさか、羊蹄山で会った子供のお母さんからコメントが入るとは思いませんでした。 下のお子さんとは話をしませんでしたが、はきはきとした明るいお兄さんで感心しました。 沖縄から遊びに来たおじいさんは父親と思ったくらいで、お兄ちゃんから祖父と聞かされ、その若々しいことに驚きました。 私にももうすぐ6歳になる男の孫がいるのですが、まだ樽前山デビューも出来ていません。 なので、とても羨ましくかつ眩しく見えました。 お住まいを聞き間違えして、申し訳ありませんでした。 早速本文を訂正しました。 そのうち娘さんを含め皆さんで、羊蹄山からその眺望の素晴らしさを直接経験できれば良いですね。
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tarumae-yama at 2014-06-25 11:33
ピータンままさん
支笏湖周辺の山ばかりでは読者の皆さんは食傷気味だろうと思い、ニセコへ行くついでに思い切って登りました。 花が多かったですし、ダイエットにもなって良かったです。 時間をかけてゆっくに登れば、決して敷居は高くないと思います。 恵庭岳の3割増し?といった感じでしょうか。 キバナシャクナゲがお好きなのですね。 平成5年利尻島に赴任したときに、地元の人達がこの花を庭に植えているのを見て、私もそれ以来好きになりました。 まだ咲いているか分かりませんが、徳舜瞥山とホロホロ山の間で3,4株見かけますし、これからだと上ホロの小屋から上富良野岳の間に沢山咲いていると思います。 樽前山の記事、拝見しました。 天気と花に恵まれて良かったですね。地元の人間として私も嬉しいです。
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