小漁山と漁岳、2月26日-その2-

前回の14日に登った漁岳は2時間50分かかったが、今回頂上直下の急斜面で手こずることがなかったため、2時間20分で登頂出来た。
頂上には誰もいないし、小漁山までのピストンに3時間を見ているが、途中ラッセルやハイマツ帯での踏み抜きが多ければ想定以上の時間がかかるかも知れない。

ということで、写真を数枚撮っただけですぐに小漁山に向かった。
案の定、漁岳から下りだしてすぐにハイマツの踏み抜きが始まり、コース取りに悩む。
それでも1時間一寸で小漁山に到着できた。

頂上と思える場所をGPSで確認したが、標識は見つけられず控えめにピンクテープが小木に巻かれているのみだった。
春のような陽気に、ここでコーヒーやミルクティーを飲みながらのんびりと昼食を摂った。
3年前にH原さんと来たときは、3月の下旬のことだったけれど強風に翻弄されたことが思い出される。

お腹が満たされ気力も十分なのだが、ピストンではなくここから尾根を下ってオコタンペ湖に抜けられるならどれだけ有り難いか、しかし、工事中でオコタンペ湖の上の道道を堂々と歩けないなら仕方がない。

小漁山より漁岳の方が標高はあるし、気温が上がってスノーシューの刃に雪が付き、更に跳ね上げた湿った雪がスノーシューのテールに乗っかって足がとても重くなった。
頻繁に雪をポールで落としながらの戻りは中々しんどいものがあった。

それでも1時間半はかからずに2度目の漁岳の頂上に立った。
途中尻滑りを楽しみつつ歩いて行くと、登りの時に見たイグルーの前で大学生だという4人パーティが休憩中だったので、挨拶をすると、熱いミルクティーをご馳走してくれた。
更に、調理中のベーコンやウインナー入り野菜炒めまで食べて行けと。
それではあまりにも図々しいのでベーコンを一切れいただき、お礼にクッキーと柿ピーを置いて来た。

そんな嬉しい接待を受けて、15時過ぎ無事下山。
遠望は利かなかったけれど、厳冬期とは思えないほど穏やかな山を堪能できた。
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正面に1224mピーク。雪庇が発達している。目指す小漁山は左端に見える
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1224mピークへのコルから、正面に恵庭岳、右に霞む支笏湖と奥に不鮮明な風不死岳と樽前山
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1224mピークの雪庇の上から、中央に漁岳
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小漁山は目前だが、ハイマツの地雷原があるのでどのように歩くか迷う。雪庇の近くを歩くのが楽だが危険
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小漁山頂上から中央に漁岳。右の木の小さなピンクテープが頂上の目印か
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小漁山の頂上から、スノーモービルのトレースらしきものが残っている
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1224mピーク近くから、ウサギの足跡を入れてオコタンペ湖と恵庭岳。恵庭岳の左に紋別岳、その更に左にイチャンコッペ山
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1224mピークの風紋
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正面に漁岳、自分の影を入れて
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小漁山が遠くなってきた。左端に霞む丹鳴岳。スノーシュウの刃に雪が団子のように付き、はねた雪がスノーシューのテールに載って足が重くなってしんどい
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2度目の漁岳頂上、右端の山は空沼岳か?
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漁岳からの下山時、中央に小漁山。遠くに見えても案外近い?
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枯れ木の奥に恵庭岳。左の紋別岳との間に支笏湖が僅かに見える
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前日、このイグルーを造るのに4時間以上かかったそう
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この冬初めて雪まくりを見た
by tarumae-yama | 2014-02-28 06:45 | 北海道100名山 | Comments(2)
Commented by sakag at 2014-03-01 06:31 x
お疲れさまでした。izumidaさんも書かれていましたが、漁岳から小漁岳へのピストン、すごいですね。
かなり以前の春に、ganさんとIさんと3人で、美笛峠からフレ~小漁岳~漁岳と縦走した時のことを思い出しました。その時に比べて、さすが厳冬期の様相ですね。雰囲気が違います。
それにしても、素晴らしい天気ですね。
すぐ近くに良いフィールドに恵まれていて、うらやましいです。
Commented by tarumae-yama at 2014-03-01 11:47
sakagさん
ご無沙汰しています。そして、コメントを有り難うございます。
漁岳から小漁山までは案外苦労知らずで届いたのですが、戻りは標高がある分しんどかったです。

美笛峠から漁岳の縦走は、良く覚えています。
実は、私も山友と同じコースを歩いてみたいとずっと考えてはいるのですが・・・・・。

支笏湖周辺の山は標高こそありませんが、その分手軽に登れるので天気を見て午後からでもでかけられるなど、千歳に住む私には本当に有り難いです。

羊蹄山でお会いして以来中々山での出会いがありませんが、そのうちお会い出来ればと願っています。
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