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6月29日、恵庭岳

天気が悪く3度も延期したYさんとの恵庭岳は、例年6月中旬に行っている体力測定登山を兼ねる形になった。
昨年より体重が3kgも増えている上に、ザックも多めの飲料水等で昨年より重い。カメラも小型軽量とは言えニコン1J2とキャノンS110の2台持参。

そこそこ写真を撮りながら、また思いがけない人との立ち話があったのにもかかわらず、第2見晴台まで1時間57分。
昨年より19分遅かったけれど、記録を意識しなかった割りにはまあ順調だったと思う。

約束の時間よりかなり早く到着したので、登山者名簿に記入しながら今日の分の名簿を何気なく見ていると、最初の登山者は、先日紹介した恵庭岳登山回数287回の男性だった。
日の出より早い3時50分にスタートし、6時18分に下山とあった。
今月は3度目の恵庭岳のようだが、何れも早朝に登って2時間半ほどで下山している様子。
私と年齢的にそう違わないと思うのだが、もしこの時間で第2見晴台まで往復しているとするなら、本当に凄い体力の持ち主だ。
私のペースなら、第1見晴台までのピストンがやっとだろう。

8時37分に登山口をスタートし、20分ほど歩いた3合目近くで早々と下山者とスライド。
顔を見て驚いた。
昨年まで何度か一緒に歩き、ブログ相互リンクのぴよしろうさんだった。
聞くと、今回も仰天の山歩き。
すでにイチャンコッペ山を登り、恵庭岳の後紋別岳、風不死岳に樽前山を登るとのこと。
車で移動なら私にも不可能ではないかも知れないが、これらの登山口まで走って行くそうだ。

Yさんと一緒の写真を撮ったけれど、ブログに載せるときはボカして欲しいとメールが来たので、知人の顔に手を加えるのは失礼と思い、写真そのもののアップを取りやめた。
顔がスッキリ、身体も引き締まって何とも羨ましいスタイルになっていた。

そんな驚きの出会いがあって、1時間半ほどで第1見晴台到着。
振り返ると支笏ブルーの支笏湖が見えるはずなのだが、雲海の下で全く見えず。遠くに紋別岳のアンテナが僅かに雲の上から顔をのぞかせていた。

そこから第2見晴台まで29分。
ここでも支笏湖は雲海に隠されていたままだった。

写真の上でクリックすると大きくなります。
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右のお二人は我々より少し前にスタート、左のご夫婦は下山中で、お互い知人同士の様子。そこを撮らせていただいた。左の男性Yさんから、以前イチャンコッペ山か何処かで私に会っていると言われたのだが思い出せず。後ほど上で右の男性から、(左の男性は)道南の町の町長さんだった方と知らされた
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第1見晴台にて。雲海のため支笏湖が見えず。遠くに紋別岳のアンテナが僅かに見える。写っている男性は同じ千歳在住とか。トレーニングのために25kgものザックを担いで登っているそうだ
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雲海が消えて支笏湖が見える。下山時第1見晴台にて
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第2見晴台で山ガール(左Sさん、右Tさん)が我々を迎えてくれた。支笏湖はまだ雲海の下
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オコタンペ湖も雲海の下
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支笏湖の雲が切れだした
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オコタンペ湖の雲も消えだした
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1枚目の先行のお二人がジンギスカン鍋?で昼食中
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下山専用のロープ場
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サンカヨウを撮影中のYさん
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イワブクロウが咲きだそうとしている
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サンカヨウ
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ミヤマオダマキ
by tarumae-yama | 2013-06-30 14:49 | 北海道100名山 | Comments(8)
Commented by スズ at 2013-06-30 20:55 x
スズです。こんにちは。
287回の男性もぴよしろうさんもすごいなぁとは思いつつ、
そういう他人の記録は楽しく見れるのだけど、
いざ自分となると基本的にはゆっくりと景色とか花とかを見ながら登らないと
何かせっかくの山行が勿体ない気がして駄目ですね(^^;。

そういえば先週サンカヨウが実になっていた写真は恵庭岳だったと思うのですが、
場所によってはまだ花、しかも咲き始めの感じがあるんですねぇ。
Commented by tarumae-yama at 2013-06-30 22:34
スズさん
ぴよしろうさんは無事達成したようですから、ブログのアップが楽しみですね。
そして、ぴよしろうさんはこの287回の男性と恵庭岳で挨拶を交わしたそうです。

私の登山スタイルは、どちらかというと体力がないくせに限界近くまで歩くのが好きかも知れません。
カムエクを案内してくれた帯広の知人は、どの山でも下山口に日没時刻ギリギリ到着を逆算し、頂上で3時間でも4時間でものんびりする人でした。
人それぞれだとつくづく思います。

今回の恵庭岳のサンカヨウ、下の方では更に実の色が緑から紺色に変わっていましたが、このサンカヨウはまだ蕾を持っているので驚きました。
もっとも、23日に登った時に最後まで雪が残っていたところのサンカヨウです。
今回、その残雪もすっかり消えていました。
Commented by ぴよしろう at 2013-07-01 08:00 x
写真の件、わがままを申し上げ、すみませんでした。
走っていくとカッコいいことを言いましたが、実際はものすごいスローなジョグで、特に後半は足に痛みがでてきたので早歩き程度でした。
1日にいくつもの山頂から景色を臨め、ぜいたくな山行でした。

昨日は仕事と飲み会で・・・ブログの更新はちょっと遅れ気味です。
まあ、いつものことですが(苦笑)
Commented by yah-_-yah at 2013-07-01 12:14
今年はまだ恵庭岳に登ってないですが、夏の間はなかなか登る機会のない山です。
休みとなると大雪か十勝連峰辺りに行くことが多いし、かといって午後登山じゃ時間的にちょっと不安、、、
このままでは冬になる前くらいまで行く機会がないかもしれないです。
それにしても最近は恵庭岳もすごい人気なんですね。
岩塔まで登る人も増えてるようで、崩壊がさらにすすんで行きそうですね。
完全禁止になる前に登っておかないと・・・。
Commented by tarumae-yama at 2013-07-01 16:58
ぴよしろうさん
今年、恵庭岳に登る機会が多いせいか、ぴよしろうさんをはじめいろいろな人と出会います。
久しぶりでしたが、お元気そうで何よりです。
恵庭岳下山後、樽前山でも外輪山を颯爽と走っている姿が見られるかもと期待して、目を凝らしながら歩いていました。
Commented by tarumae-yama at 2013-07-01 17:08
yahさん
せっかく晴れた週末なら、やはり大雪や十勝連峰に向かうという気持ちは良く分かります。
この間のイチャンコッペ山に登ったあのペースなら、午後からでも日の長いこの時期、十分恵庭岳に登れると思います。
二人だと何かあったとき対処出来るでしょうから午後からの山行、私も一緒につきあいますよ。
足を引っ張るかも知れませんが・・・・。
Commented by 登山の自由 at 2013-07-10 20:58 x

yahさんへ
tarumae-yamaさん度々お邪魔します。
法的根拠により登山が規制されているのは、まず県条例により剱岳と谷川岳の一部の地域は登山規制されています。自然公園法の利用調整区域は大台ケ原の一部が登山規制。火山噴火による登山規制は霧島山、新燃岳火口から2k以内、(火山噴火警戒レベル3で災害対策基本法60条)、浅間山の軽井沢町などは浅間山火口から500m以内(災害対策基本法63条の警戒区域の継続)により立入禁止。道路部分については道路法の規制が適用、富士山山頂に向かう登山道は県道に指定されていて冬期は通行止です。
(つづく)
Commented by 登山の自由 at 2013-07-10 20:59 x
(つづき)
世界一山岳遭難死亡者が多い(ギネス認定)谷川岳、平成17年まで781名死亡。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B2%B3
世界一危険な山でも全面登山禁止にはなっていない。(下記サイト)
http://www6.ocn.ne.jp/~tozan-ce/jyourei.htm
雪崩等の著しく危険な場合でも、1か月ほどの一時的登山禁止に過ぎない。
なぜならば、国民の権利として個人の価値観で自由に意思決定し、自由に行動して登山し幸福を追求することが憲法で規定されているからです。
警察法2条2項後段には「いやしくも日本国憲法 の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。」 と書かれています。

恵庭岳が法的根拠のある登山規制になることは恵庭岳が噴火しないかぎりないでしょう。
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