snufkinjrさんと友人が支笏湖外輪山一周を達成!

昨年11月25日、恵庭岳にお会いしたsnufkinjrさんが、日付の変わった直後の今日友人のFさんと支笏湖の外輪山一周を達成した。
それはまさに命を削るような過酷なものだったらしい。

ブログで私が昨年3月に達成したことを知っており、snufkinjrさんも外輪山の一周をしてみたいというお話しは、恵庭岳や下山後の休暇村の温泉で聞いていた。

それから4ヶ月、厳しいトレーニングと入念な準備をされているのは、(公開していない)ブログで毎日拝見していた。
メールで問い合わせもあり、何度かやりとりがあったので、決行日の連絡があってからは達成をずっと心待ちにしていた。

今日のブログを見ると、それは想像を遥かに超える、生死の判断を迫られる激烈な登山だったようだ。

ご本人の同意は、予定のルート図以外は事前に取っていないけれど、snufkinjrさんの寛容さに甘え転載した。

「今朝,午前3時過ぎに自宅に戻りました.
3月22日の午後10時5分にスタートし,ゴールしたのは,3月25日午前1時10分.
所要時間51時間5分.距離75.14km.累積標高6720m.
なんとか支笏湖の周りは一周しましたが,樽前山東山山頂が,3月24日午後11時38分で,このまま風不死岳に突入したら,かなりの確率で遭難死すると判断して,樽前林道を下山しました.
最初の夜に,私が,夜間のGPSナビゲーションをミスしてイチャンコッペ山分岐を見落とし,幌平山の取りつきまで行ってしまい戻ったこと,恵庭岳の途中から小雪混じりの強風が吹き,漁岳まであがると危険と判断して,漁岳手前でビバークし,前半戦で思った以上に進めなかったこと,ほぼ全てのルートで新雪ラッセルに近い状態だったこと,日曜日の午前中も漁岳から小漁岳まで強風に苦しめられたことから,予定以上に時間がかかってしまいました.
歩き続けるか,立ち止まって凍死するか,ふたつにひとつの選択の中,どんなに遠くても,どんなにつらくても,歩き続けていさえすれば,必ずゴールに辿り着くということを,再確認しました.」(一部省略)

22日は仕事を終えてから樽前山ゲート前に移動、モラップ山から夜を徹して登りだし、土曜日の夜にビバーク、翌日曜日は深夜まで歩き通しという限界を超える行程。それも、時に風雪の中であり、殆どのルートが新雪のラッセルだったと言うから、並外れた体力と精神力の強さは信じがたいほどだ。

私の一周は、晴天時に何回にも細切れに繋いで達成したお手軽なものだが、snufkinjrさん達の一気にやり遂げた偉業には心から祝福したい!

後日、詳細がブログにアップされたらまたぜひ紹介したい。

写真等の上でクリックすると大きくなります。
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昨年11月恵庭岳で偶然お会いしたsnufkinjrさん(右)とFさん
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snufkinjrさんの当初のプラン
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実際のGPSの軌跡
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私が何年もかけて細切れに繋いだ支笏湖外輪山一周のルート図。GPSの軌跡を元に手書きしたもの。色の違いは年月が違うためでそれ以上の意味はない
by tarumae-yama | 2013-03-25 16:43 | 登山 | Comments(4)
Commented by yah-_-yah at 2013-03-25 17:54
まさにこの偉業は
「危険ですのでマネしないでください」
ですね。
(たぶんしようと思う人はほとんどいないでしょうが)
超人です!
Commented by tarumae-yama at 2013-03-25 23:27
yahさん
本当に超人ですね。
H原さん曰く、「異次元の人」かも知れません。
私もとりあえず一周しているので想像出来ますが、あの雪の状態や気象条件で歩き続けるのは、桁外れの体力と精神力が求められると思います。
ご本人は、もう少し条件が良ければ明るいうちに達成出来ると思っていたかも知れませんね。
Commented by snufkinjr at 2013-03-29 12:21 x
tarumae-yamaさん,yahさん,有り難うございました.
もし木曜日から金曜日にかけてあれほど雪が降らず,雪が締まり,ラッセルにあれほど苦しめられなければ,もし先行者のトレースがあったら,もし土曜日の午後のあの強風がなく,順調に距離を伸ばすことができていたら...
しかし,それは全て仮定の話です.現実は,違いました.
それはそれで良いのです.
3月の第5週ではなく,第4週を選んだのは自分の選択.
もしかしたら3月の第5週の天候の方が良かったかもしれません.
でも,未来を予測することは簡単ではありません.
与えられた条件の中で,全力を尽くすしかありません.
どちらにしてもかけがえのない時間でした.
チャレンジを思いついた時から,ルート,日程,装備,体力,全てに渡って計画してきました.
そして,トレースのない道を,自らルートを切り開き,前に進み,フィニッシュしました.
その全てに意味があったような気がします.
存分に楽しみました.
多くのアドバイスと心配りに心から感謝いたします.
有り難うございました.
Commented by tarumae-yama at 2013-03-31 11:17
snufkinjrさん
コメント返しを失念していました。スミマセン。

天気と雪の状態が良ければ、日曜日の明るいうちに予定のルートを余裕で達成出来たと思いました。
それほど過酷な状況だったようですね。
snufkinjrさんのブログにその感想をコメントしました。

とにかく、おめでとうございます!
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