9月2日、前富良野岳-苦闘の藪漕ぎ編-

下界は30度を超す猛暑予報だが、前富良野岳の頂上は風が心地良くて別天地のように快適。まったりと1時間以上もくつろいだ。

下山を始めた直後は同じ沢を戻るつもりだったのだが、岩場を下るのは登りより大変だし、あの藪漕ぎを炎天下で繰り返すのはうんざりという気分があった。

一方、稜線から反対側の富良野岳方面への下りは、眺望が良い上鹿道を使えば案外簡単そうに見えた。
Aさんに打診すると、尾根から植生や地形をじっと観察した後、「背丈を超える藪漕ぎが待っているかも知れないが下りてみようか」と。

お花畑と薄い笹を漕いで岩場までの30分は天国だった。
しかし、それからの1時間半は、背丈を超える笹とハイマツ、ダケカンバ、ナナカマドの幹や枝に進路を遮られ、GPSを見るとたかだか登山道まで5,600mほどの距離がなかなか届かない。

今一度、じっくり地形図とGPSを照らし合わせ、富良野岳方面にコースを変えると笹が薄くなり、直後にAさんの「出た~」の大声で我々はようやく登山道に合流した。

なかなか登山道にぶつからなかったのは、直ぐ近くまで来ているのに登山道とほぼ平行に藪漕ぎをしていたためだったらしい。

そんなルート取りにミスった上、炎天下の藪漕ぎで体力をえらく消耗した。
笹でメガネは何度も飛ばされそうになり、むき出しの両腕にも多数の擦り傷が出来、苦闘の藪漕ぎだった。
f0138096_16201787.jpg

頂上から、中央右に富良野市街とスキー場が見える
f0138096_16202698.jpg

コンビニのおにぎり「鮭といくら」をアップで、バックに富良野岳
f0138096_1620399.jpg

頂上下の岩場でくつろぐAさん
f0138096_16205016.jpg

下ホロカメットク山を見ながら下山開始
f0138096_16205970.jpg

頂上からの尾根歩きが終わり、ここから右の沢へ下りる予定だったが・・・
f0138096_16211758.jpg

中央右に登りに使った沢が見える
f0138096_16212994.jpg

尾根から鹿道が何本か見える。それを繋げばたいした藪漕ぎがなくて登山道に合流出来るはずだったのだが・・・
f0138096_16213823.jpg

振り返ると前富良野岳頂上部が望める
f0138096_16214729.jpg

鹿道を歩き、ここから右下の岩辺りまではほぼ天国
f0138096_16215748.jpg

藪漕ぎ中のAさん。頭だけ見える。このくらいならまだそれほどでもない
f0138096_1622671.jpg

湿地帯で一休み。バックに富良野岳。この後の藪漕ぎが一番辛かったかも。写真は9月2日撮影
f0138096_1763956.jpg

GPSの軌跡。写真の上でクリックすると大きくなります
by tarumae-yama | 2012-09-05 16:55 | 登山 | Comments(2)
Commented by マンタン at 2012-09-05 18:57 x
こんばんは。
今夏、富良野岳へ行きました、あの周辺なんですね・・・
とても厳しい様子が感じとれます。
わずかですが大平山でsakagさんの背中にくっ付いて藪漕ぎしました、軽量の私には大変でした。
このようなバリエーションルートを登り降りされるのは、まさに山に登ったという実感が強いでしょうね・・・
Commented by tarumae-yama at 2012-09-05 23:39
マンタンさん
まだまだ暑いですね。ご無沙汰しております。
前富良野岳は富良野岳の隣ですね。私も誘われるまで知りませんでしたが。

藪漕ぎは、状況や時間が計算できないので不安感があります。
強引に突破しようとすると両側からの笹が絡んで体力ばかり消費してサッパリ進みません。
マンタンさんは専門のロッククライミングの方がよほど楽と思ったことでしょうね。
名前
URL
削除用パスワード
<< 9月2日、前富良野岳-最終編- 9月2日、前富良野岳-沢から頂... >>