9月24日、平山・ニセイカウシュッペ山ピストン-最終編-

ニセイカウシュッペ山(以下ニセカウ)頂上直下で会ったぎょさん達とあれこれ話をして、やっとの思いで頂上に立つと、札幌から来たという若夫婦?がいるのみでH原さんとぴよしろうさんの姿が見えない。
てっきり、歩いて2,3分の隣のピーク(本来の頂上?)に行ったものと思っていたのだが30分経っても戻って来ず、携帯の呼び出し音がむなしく響くだけ(デポしたザックに入れて空身で来たらしい)。

それで、隣のピークに行ってみると二人の姿形がない。
この状況は、私が引き返したものと思いニセカウの頂上を経由しないで帰って行ったとしか考えられない。

隣のピークをうろつきながら大声で叫んでいるときに両足の太ももが一度に痙ってしまった。
だが、無名峰(以下アンギラス)で持参のツムラ68を3袋全て飲んでしまい手持ちがない。
ニセカウでぴよしろうさんから分けてもらう予定が無理となり、この先どうなる?と思った。

しばらくじっとしていると痛みが治まったので吊り尾根を戻ることにした。
平山の分岐で私のザックを見るまで気がつかないのなら、痙りの不安を抱いてそれは辛い。
幸いにもニセカウ手前のピークをトラバース中、アンギラスの岩場を登る赤いウエアのぴよしろうさんの姿が小さく目に入った。大声を出すと気がついてくれたようで手を振っているのが分かった。
それで一安心したが、途中からアラレが降り出し、雨も混じるようになった。レインウエアを出す時間を惜しんでやっとの事で合流することが出来た。
ぴよしろうさんから今や覚醒剤のようになった?ツムラ68をもらいどれだけ安堵したことか。

その後1袋飲んだだけで、何とか吊り尾根取り付き(比麻奈山)まで戻った。
しかし、そこから前方に平山を見ながら15分ほどで分岐到着と思いきや、ガスで平山が見えなかったこともあり、ヒマラ山と表示された標識?を見て仰天!何と比麻奈山から逆方向に歩いたという大チョンボ。その間3人ともおかしいと思わなかったのだからそれこそ可笑しい。

まあ、二人にとって未踏峰の山をもう一つ追加出来たが、これで明るいうちに平山の登山口に戻ることが出来るか微妙となった。
結果的に17時40分登山口に到着し、ライトを点けることなくギリギリ間に合った。

それから熊よけの笛を吹きながらひたすら長い林道歩き、真っ暗なゲートに到着したときはもう時計は19時に近く、私のGPSは28.1kmと表示。

見上げると満天の星だった。

ぎょさんのブログにニセイカウシュッペ山の記事がアップされた。ぴよしろうさんは多分明日になりそう。

山行記録
ニセイカウシュッペ山頂上13:38→吊り尾根分岐(比麻奈山)15:10→ヒマラ(比麻良)山15:29→平山分岐16:00~16:06→登山口17:40→ゲート18:42 GPSの総歩行距離28.1km
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赤丸内にニセカウ頂上で札幌の若夫婦と話すぴよしろうさん、黄色丸内に頂上を目指すH原さん、青丸内はぴよしろうさんの知人のすづきさん達?
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赤丸内にニセカウから下山中のぎょさん達、オレンジ円内がH原さんとぴよしろうさんなのか?
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ニセカウ頂上から、目の前の大槍に登ろうとするぎょさん達
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大槍
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雨混じりのアラレの降る中、吊り尾根から帰路につくH原さん
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アンギラスを撮影中の私。ぴよしろうさん撮影
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ハイマツの中を進むぴよしろうさん。奥に吊り尾根の取り付き(比麻奈山)が見える
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ヒマラ(比麻良)山頂上の二人、キツネにつままれたような表情?
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改めて比麻奈山から前方に平山を見ながら平山分岐に向かう二人
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紅葉の中、平山を下山中の二人
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ヘッドランプを点けて林道歩きの開始
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やっと車に戻った。12時間を超える山歩きに、色々ハプニングが重なりさすがに疲れた
by tarumae-yama | 2011-09-27 16:19 | 北海道100名山 | Comments(12)
Commented by yah-_-yah at 2011-09-27 16:34
脚をつらせながら、歩き難い道を長距離、しかも暗くなる中、大変お疲れ様でした。

実は昨日の日記も何度も読んだのですが、この辺りの地形に不案内なためか、
お三方がどういう経路を歩き、どの辺りで別れ、また出会ったのかがイマイチよくわかりません。
家に帰ってから地図と夏山ガイドを見ながら再検討します。

それにしてもぴよしろうさんにとっては普通の(短い?)距離かもしれませんが、常人にとってはえらく長い道のりですよね。
本当にご苦労様でした。無事に帰ってこれてなによりです。
Commented by tarumae-yama at 2011-09-27 19:55
yahさん
平山から比麻良山に向かう途中、比麻良山の手前1811mピークが比麻奈山で、ニセカウに向かう吊り尾根の取り付きです。
この吊り尾根を一緒に歩いて行ったのですが、ニセカウのすぐ南東にある1860mのピークをトラバースの時、脚が痙って二人に先を行ってもらいました。そこから10分もあればニセカウの頂上に着くはずでしたが、ぎょさんと話をしているときに二人は標識のある頂上から登山道が続く本来の頂上に行ったようです。
ニセカウの頂上からはぎょさんと話をしているところが死角となって見えない上、私がなかなか来ないのでトラバース地点から引き返したと思ったようです。もう一度2,3分もかからない標識のある頂上に戻ってくれれば合流できたのですが。


(地形図では)吊り尾根に登山道が表示されていないので説明しにくいのですが、二人はザックをデポしていたアンギラスで待っていてくれました。

現在平山への林道は通行止めなので、この吊り尾根に興味あるなら、スズさんが書いてある逆ルートをお薦めします。
yahさんの膝が問題ないなら、ニセカウまで登山口から頂上へ2時間半、吊り尾根の往復に3時間半、ニセカウからの下山に1時間半を見れば十分だと思います。

Commented by 池田のY at 2011-09-27 21:18 x
ご無沙汰しています。
ちょうど前日23日にニセイカウシュッペに登っていました。
平山の方が紅葉きれいですね。

去年の夏平山からアンギラス往復しましたが、プラス林道歩きでニセイカ往復してしまうなんてすごいですね!
Commented by ★元気ばば★ at 2011-09-27 22:23 x
雨混じりのアラレの降るということはかなりさむいのですね。
最後まで完走?山は何と言う表現を使うのですか?
踏破?
無地に帰って来れて良かった。
ブログも継続ね?
Commented by スズ at 2011-09-27 23:46 x
こんばんは。スズです。
歩行距離28kmはすごいですね。本当にお疲れ様でした。

笑っちゃいけないんでしょうけど、比麻良山のくだりは笑っちゃいました。私が、去年行ったときは、こんなペンキの表示なんてなかったので誰かが書いたんですね。思わぬところで助けられましたね。

山で足攣ると痛いのもそうですけど、精神的にもまいりますよね。一回、シーズン前の雪の十勝岳の山頂付近で足攣って身動きとれなくなって、降りられなくなるんじゃないかと冷や汗がでました。ツムラ68ですか...これは頼もしいですね。精神安定作用のある漢方薬(柴胡加竜骨牡蛎湯)はザックの中に常備してるんですが、これも入れて置こうと思います。
Commented by tarumae-yama at 2011-09-28 00:22
池田のYさん
今晩は。
前日に登っていたのですね。
あちこち積極的に山へ出かけていると知り、嬉しく思います。

今回二人の未踏の山ということでニセイカウシュッペ山を選びました。
紅葉のシーズンですから私のおすすめのつり尾根斜面を見てもらいたいという思いもありました。それに体力は二人とも私よりありますし。
ただ、林道歩きは余分でした。

今年の紅葉は、今まで3度ピストンしたつり尾根と比べ一番美しさから外れていてがっかりでした。

またどこかの山でお話できることを楽しみにしています。
Commented by tarumae-yama at 2011-09-28 00:30
元気ばばさん
高層天気図で1500m上空4℃の予想に、それなりの準備はしていきました。風があればより寒さを感じるところでしょうが、弱くて幸いでした。
そんなわけで、動いている間は暑いくらいでした。
ただ、これからは寒さがますます厳しくなる上に陽が短くなるので登山には厳しくなります。

確かに今回は距離があったので、踏破という言葉がびったりかもしれません。
Commented by tarumae-yama at 2011-09-28 00:50
スズさん
何度もコメントありがとうございます。 
私のGPSでは28.1kmでしたが、たぶん明日アップするぴよしろうさんの報告では10%くらい短い距離のはずです。
彼と一緒の時いつも多めに表示されます。

ヒマラ山の件、この吊り尾根は平山から過去に3度も経験しているのに、そのお粗末さに自分でも笑っちゃいました。
昨日記事にした吊り尾根の途中の道間違いは、すぐにおかしいと気がついたのですが。

古い夏山ガイドを見ると、ちゃんとした山頂標識が立っていたようですが、今はペンキだけのようです。

ツムラ68は、HYMLの間でも話題になった漢方薬ですが、最初は幌尻岳と戸蔦別岳を日帰り登山をしたときに熊本の同行者から渡されたものでした。
その効き目の早さと薬効に驚き、その後手放せませんが、最近効果が長続きしません。
血圧が高いこともあり、担当医から3袋以上飲むなと言われています。
Commented by ぎょ at 2011-09-28 12:26 x
先日はお疲れ様でした。
またお会いできて嬉しかったです。
夕べ、レポよんで大笑いしてました(^_^)
比麻良山まで行ってしまうとは、さすがです!!

吊尾根の途中は絶対間違えますよね?私達もあそこで結構ロスしました。
しかし比麻良山と平山への道は間違えないと思うんですが・・・(笑)
それにしても無事下山できてなによりでしたね。
またどこか出会えるのを楽しみにしています。
Commented by tarumae-yama at 2011-09-28 20:21
ぎょさん
驚きの再会でしたね。
比麻良山の件、「体力に余裕があったのでついでに比麻良山も登った」と書こうかとも思ったのですが、正直者のぴよしろうさんが自分のブログで、「リーダーのちょんぼで比麻奈山から反対方向へ連れて行かれた」と書かれたら身も蓋もないと思い、恥をさらしました。

ついでなので弁解しますが、例の吊り尾根の間違いやすい場所、私が先頭ならミスらない自信はあります、絶対、・・・・多分・・・・??。 

2度あることは3度あると言いますから、年内にもまたお会い出来そうですね。
楽しみです。
Commented by nak_nob at 2011-09-29 09:55
林道からのアタックお疲れ様でした(^^)
晴れている吊り尾根きれいですね
いつか晴れている時に行ってみたいです(前回は霧で真っ白・・・)

昨夜遠出から帰ってきたのでコメント遅れました・・・
今年の大雪の紅葉はまだなのか終わったのかよくわからずじまい。
今週末の寒気でさらにどうなることやらです。
Commented by tarumae-yama at 2011-09-29 13:03
nak_nobさん
コメント有難うございました。
せっかく林道情報をいただいたのにコメントを見たのは出発後でした。
仲間がいるとお喋りしながら歩けるので11kmの林道歩きはそれほど負担とは思いませんが、足が頻繁に痙ったり、道を間違えたりで随分と時間がかかり、まさかヘッドランプを使用することまで想定できませんでした。

この吊り尾根の斜面は紅葉が綺麗で私の好きな場所です。
今年はパッとしませんでしたが、ぜひ来年でも紅葉シーズンに再挑戦して下さい。
よければその時は誘って下さい。

今年の紅葉はどこも今イチのようですがこのまま終わってしまうのでしょうか、そうなら残念ですね。
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