5月2日、ピリカヌプリ2日目

餅入りインスタントラーメンの朝食後、6時15分に今日の目的地である春別山に向かった。
すでに「ポロシリ隊?」のテントはなく、一体何時に出発したのだろう。
沢を詰め、尾根への取り付き地点ではAさんのプランと違ったようだが、彼らのトレースに従った。
それにしても、身長にかなりの差がある男女7名のパーティがまるで1人のような足跡が凄いと思う。ただ、ストックの穴がバラバラに付いている点は面白い。

残雪の作業道を巧みに拾ったりショートカットしたりで、さすがに先行するガイドのコース取りには感心するものがある。
642mピークのコルに出た後、春別山から北西に延びる尾根上1052mピークへの急登が今日最大のハイライト。スリップしないよう気合いを入れて一歩一歩着実に刻む。

9時丁度、その尾根に出ると目の前に真っ白な神威岳が飛び込んできた。この山はやはり北海道100名山の一つで、札幌のUさんと2003年に登っている思い出の山だ。

青空がどんどん広がる中、屏風のように広がる南日高核心部の美しい山並みを絶えず左手に見ながら、そして写真を撮りながら高揚した気分で11時40分、標高1350mの春別山に到着した。

とうとう追いつくことのなかった「ポロシリ隊」は、明日の長いピストンを考えてなのだろう、ピリカヌプリへの最低コルに近い尾根上にテントを張ったようで、我々のテン場から鮮やかな緑色の塊として見えた。

快晴の天気になり、我々は暗くなるまで春別山からの大パノラマを堪能した。
神威岳からピリカヌプリ、トヨニ岳までの連なり、その右には双耳峰の野塚岳や楽古岳、遠くアポイ岳まで見える。ペテガリや1839峰等々Aさんがあれこれ山名を教えてくれる。

野塚岳はUさんと道を間違え、初めてビバークした思い出の山だし、楽古岳も神威岳に立った翌日にこれもUさんとダニを払い落としながら登った記憶に強く残る山だ。

そんなこんな思い出に浸りながらの2日目であった。

写真の上でクリックすると大きく見られます。
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「ポロシリ隊」のテン場の前にある渡渉点、Aさんの話では4年前は立派な橋があったそう。下山時に撮影
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沢から作業道へ
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いよいよ稜線への急な登り。残雪を繋ぎながら
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稜線に出ると見事な光景が飛び込んできた
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正面右に神威岳
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正面に双耳峰の野塚岳、左にトヨニ岳、野塚岳の右奥に楽古岳
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テントの周りに雪のブロックを積み上げる作業
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右端にトヨニ岳、左端にピリカヌプリ。この稜線上の歩きは本当に大変そう
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雪壁に守られた春別山頂上のテント場、テント入り口から正面にどんとピリカヌプリが見える
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1つから3つ目の青旗区間が2日目の歩いたコース。GPSでは5.8km
by tarumae-yama | 2010-05-06 12:42 | 北海道100名山 | Comments(2)
Commented at 2010-05-06 15:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tarumae-yama at 2010-05-07 09:52
未来さん
コメント有り難うございます。
過分なお褒めを頂き舞い上がりそうです。
福寿草の群生地はあの場所ではないので、今度こっそりお知らせします。
こちらこそ宜しくお願いします。
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