5月1日、ピリカヌプリ1日目

夏道のないピリカヌプリに登るには、野塚トンネルからすぐ支尾根に取り付けるトヨニ岳を経由するのが一般的だと思われる。
私も2年前はこのコースを歩いたが、危険の大きい細尾根に腰が引けた。
地形図を見るとトヨニ岳から先も両側が深く切れ落ちる痩せ尾根が延々と続く。
その点、春別山からなら細尾根部分がはるかに短い上に森林限界までは安心感がある。
ただ、こちらは残雪が多いとゲートが閉まっていて重荷をしょっての長い長い林道歩きが待っている。
雪解けが早く、ゲートが開いて林道歩きがなかったとしても、高度差800m程の辛い急斜面の藪こぎ(雪がないため)が待っているから、どちらにせよ春別山コースを選択するのは希なのではと思う。

それでも今回春別山経由を選択したのは、どちらのコースも経験している案内役のAさんが、私のレベルと体力を天秤にかけた上でのことなのだろう。

そんな訳で2度目の挑戦は5月1日に始まった。
11時過ぎにゲート前の駐車場に到着すると、ワゴンが止まっていて7名のパーティがスタートする直前であった。
それは「山のガイド ポロシリ」の一行で、リーダーのSさんとAさんは山で顔見知りの様子。それで、一行は3泊4日で春別山経由ソエマツ岳ピストン、ピリカヌプリまで同じルートと分かった。
そんな訳で、いないと思っていたこのコースにガイド付きのパーティが先行すると知って何とも心強い。
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「山のガイド ポロシリ」の一行の出発風景、どの登山者もベテランの風格
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(先行パーティより)20分程遅れて11時45分にスタート
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ゲートを越えて10分程の場所で最初の崩落。左は崖下に川
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立て続けに崩落やデブリ
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滝が緊張を和らげてくれる
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明朝の出発を考え、樹林の中の理想的な場所に「ポロシリ」のテントが2つ
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我々のテントは100m程下流のポンウラカワ林道上、水の激しい流れの音に眠れぬ初日
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1日目のGPSの軌跡、ソエマツ林道、ポンウラカワ林道と13.5km歩き16時10分テント場に到着
by tarumae-yama | 2010-05-05 20:36 | 北海道100名山 | Comments(4)
Commented at 2010-05-05 21:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ぴよしろう at 2010-05-06 06:51 x
すごい山ですね。
自分は無理だなあ(笑)。
このあとも楽しみに読ませていただきます。
では、また。
Commented by tarumae-yama at 2010-05-06 09:55
ぴよしろうさん
日高の山に惹かれる登山者は多いです。
ぴよしろうさんの体力なら全然問題ないです。
計画通り無意根山まで歩いたのですね。
Commented by tarumae-yama at 2010-05-06 10:00
nontanさん
お陰様で道新選定の北海道100名山達成です。
この山は一度は諦めただけに特別な想いがあります。
全てAさんのサポートがあればこその成就でした。

nontanさんも花を求めてそろそろ活動開始ですね。
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