Aさんと一緒に登山をするのは昨年9月のルベシベ山以来のこと。
前にも触れたことがあると思うが、Aさんの父親は、昔職場の上司で私が結婚する時に発起人代表を引き受けて頂いた方である。 物腰は柔らかいのだが自分に厳しく仕事一筋の上司で、色々目をかけて頂いたのに私は正反対な、趣味に生きる部下だった。 そんな関係でAさんとは30数年前から知己であったが、数年前まで登山が趣味だとは知らなかった。 ともあれ、久しぶりのAさんと樽前山の西山ピークに向かった。 林道に入っていきなりクマゲラが飛び出したのには驚いたが、貧弱なコンデジで収まるような距離まで縮めることが出来ず撮影を諦めた。 気持ちの良い林道歩きをしていると、やがて樽前山の苔の洞門コースに合流した。 今は岩が落下する危険から立ち入り禁止コースになっているが、家内と14年前に登った懐かしい光景がそこに広がっていた。 やがて緩やかな登りから目の前に急なカリカリの斜面が現れ、アイゼンを持ってこなかったためこの斜面の登りが今回最大の難関となった。 私のMSR製スノーシューのクランポンでもどうかするとスリップするようなところがあるから、キックステップで登るAさんは大丈夫かとハラハラしたが、さすがベテラン、柔らかそうな所を見つけて慎重に登り切った。 西山ピークへの登りは、コース上に雪庇が大きな壁を作っていてとても乗り越せないから、反対側に回り込み、スタートから3時間15分後の10時30分にやっと西山ピークに到着した。 夏なら7合目の登山口から1時間半もあれば立てるところだがさすがに距離があった。 07:38、樽前山を左手に見ながら林道を歩く、ドームの右手に西山ピーク 08:29、苔の洞門コースにぶつかる 08:46、昨日のものか小熊?の足跡を見つける。それは母親の存在を示すようで恐かった 09:54、しっかりけりを入れてステップを刻みつつ慎重に登るAさん 09:56、目の前のコースは雪庇が壁を作っているので反対側に回り込む 10:20、西山ピークは目前。右手の雪庇には近寄らないようにして 10:59、ピークの下に広がる氷の造形 11:02、熊が立ち上がったような形が面白くて 11:09、枝に付いた氷をアップで。 写真の上でクリックすると大きくなります
by tarumae-yama
| 2010-04-18 14:25
| 登山
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