4月8日、漁岳と北漁山-その2-

8時20分、漁岳の登山口に到着するとすでに5台の車が止まっていて、さすがに人気の山。
出発準備中の方に挨拶すると、HYMLの会員でこの山は初めてとのこと。
そんな訳で一緒に歩き出したが、しっかりした足取りでとても70歳という年齢に見えない。

55分程歩いて林道から尾根に取り付いたところ、先行者のトレースがしっかり付いている様子なので、ここから先を急がせてもらうことにした。

1時間半程で先行の2パーティー、5人に追いついたのでトレースのお礼を言って先に出たが、まだ先行者がいるようでトレースが続いていた。
前日の降雪が10cmほど積もっているので、その踏み跡を有り難く使わせてもらった。

例年だとこの時期つぼ足で歩けると思うのだが、今日は尾根の取り付きからずっとスノーシュー、頂上直下の急斜面ではアイゼンに取り替えた。
頂上で話をした若者は、千歳の臨空工業団地に勤務していて今日は夜勤とのこと。そこそこハードな漁岳登山のあとに徹夜の勤務をする体力が羨ましい。

3時間を切って到着したことで、漁岳・北漁山間の往復に最大4時間使えるから一安心。
それでも、ここから先は歩いた事のない領域、パン一個を食べてすぐに出発。
行きは基本的に下りで、新雪が飛ばされた稜線歩きだから順調であった。
左手にずっと羊蹄山やニセコの山並みが、前方には無意根山や余市岳等がくっきりと見えて素晴らしい眺望。
しかし、この辺で吹雪かれ視界が奪われると迷ってしまいそうな所でもある。

吹きだまりの所でも(スノーシューで埋まるのが)せいぜい20cmくらい、ウサギとキツネの足跡しかない気持ちの良い雪原歩きをしていて、突然落とし穴に落ちたときはビックリしたが、時々GPSと地図やコンパスでチェックするくらいのまあ順調な北漁山到着であった。
途中、ピンクテープなど一切無かったから、この山に向かう登山者は殆どいないのだろう。
実際、反対側は崖になっていて非常に狭く不安定な頂上の上、樹木が視界を半分遮っているからお勧めとはとても言えない。
頂上から数メートル下りると狭薄山や羊蹄山が良く見え、私はそこで昼食を摂った。

漁岳への戻りは、逆に高度差200mの登りになるから疲れも出て遠かったが、無人の漁岳頂上から急斜面の尻滑りは声が出る程楽しかった。

3月19日の漁岳はラッセルに苦しめられ遠い山であったが、今回の条件なら北漁山も十分日帰り可能で、雪が締まってつぼ足でピストン出来ればもう1時間は短縮出来そうだ。

山行記録
漁岳登山口08:25→尾根取り付き地点09:20→漁岳11:15~11:35→北漁山12:50~13:05→漁岳14:30~14:35→漁岳登山口15:55
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11:49、漁岳の隣のピークからなだらかな1310mピークと左に1270mピーク
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12:07、前方に無意根山や余市岳が見える
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12:09、振り返って1310mピークを見る
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12:12、同上、気持ちの良い新雪歩き
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12:13、左に無意根山、右にピラミダルな狭薄山
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12:15、中央に羊蹄山
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12:34、北漁山手前のピークから漁岳方面を見る
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13:01、北漁山頂上から数メートル下で昼食タイム
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13:40、羊蹄山をバックに落とし穴の記念撮影?
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14:02、風の芸術
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14:11、風紋
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14:26、雪庇の上から、中央に支笏湖とその下に真っ白なオコタンペ湖がわずかに見える
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14:41、漁岳頂上からボードを使って尻滑り
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14:46、中央に漁岳の頂上
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14:47、小漁山
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14:51、中央に恵庭岳
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GPSの軌跡、写真の上でクリックすると大きくなります
by tarumae-yama | 2010-04-09 12:40 | 登山 | Comments(2)
Commented by mink330 at 2010-04-09 18:27
tarumae-yamaさん、こんばんは!
素晴らしい写真の数々見せていただきました。
歩くだけでも大変な登山、きれいな写真をたくさん撮られましたね。

こんなに大きな落とし穴、一人では這いあがれないのでは?
お天気が悪いときは大変そうですね。
Commented by tarumae-yama at 2010-04-10 09:51
mink330さん、お早うございます。
年に何回もないという天気と視界に恵まれました。
こんな時に頂上に立つと本当に満ち足りた気分になれます。

落とし穴には本当にビックリしました。
普通は大体予測できるのですが・・・。
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