1月9日、樽前山(8合目まで)

 予定通り今日、北広島のHさんと樽前山に登ってきた。
 残念ながら今回も8合目付近で強風と低温で引き返した。

 今日の足回りは、Hさんが用意してくれたシール付きのショートスキー。
 9時5分に下のゲート前を出発し、5合目まで1時間15分、7合目の小屋までスタートから2時間10分程。

 ここまでは天気が良く、風もなくてまあ順調だったが、森林限界点付近から強風で雪が舞い上がり、一挙に別世界。まるで極地のブリザード状態(かなり大げさだが)。
 登山者記入ボックスに掛かっていた温度計が-9度。それに頂上からの強い風が加わり体感温度として何度くらいだったろうか?

 森林限界点で山スキーからアイゼンに換えて我々のすぐ前を登っていた30歳くらいの男性が5分も進まず引き返してきた。
 我々も同じところでショートスキーからスノーシュー(私)と12本爪のアイゼン(Hさん)に換え、ピッケルを持って更に進んだのだが、さすがのMSRのスノーシューも氷化した急斜面では刃の刺さりに不安が出て来た。
 ピッケルも2cmほどしか刺さらないからここでスリップしたら止められない。
 強風下の氷化した斜面でアイゼンに取り換えるには危険だし、Hさんに声をかけて引き返すことにした。
 外輪山まであと10分くらいだったろうか?そこまで行けば幅のある稜線歩きだから頂上まで行けたと思うが、またいつでも来られる山だからと納得させて下山した。
 
  反省点として、森林限界点で最初からアイゼンに換えていたらと思う。
 初めて使うMSR製スノーシューの威力を試してみたいと言う気持ちからアイゼンを使わなかったが、さすがにカリカリに氷化した斜面では無理があった。

 下りのショートスキーは楽しかったから、また機会をみて樽前山に向かおうと思う。
 
 写真の上でクリックすると大きくなります。
 
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9時4分、ゲートの先でショートスキーの金具を調整するHさん
 
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11時37分、7合目小屋前で目出し帽を被るHさん
 
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11時49分、風不死岳や支笏湖を撮影するHさん、ここまでは天国
 
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12時4分、森林限界点付近、強風で雪煙が舞い一気に別世界
 
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12時20分、ショートスキーをデポしてアイゼンに履き換える
 
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12時38分、強風の中を小屋に向け引き返す
 
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12時41分、氷化した登山道の上、アイゼンの刃を食い込ませて下山するHさん、強風にほほが痛い
 
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13時00分、支笏湖を眼下に見晴台付近を滑り降りるHさん
 

 
by tarumae-yama | 2010-01-09 20:01 | 登山 | Comments(2)
Commented by maatota at 2010-01-09 23:43 x
勇気有る撤退、ご無事で何よりでした。森林限界点付近で、「好天」から強風や雪が舞い上がったりの「別世界!!」 とは驚きだったでしょう。
 そうですねぇ、本当にいつでもトライできる「お山」ですものねぇ、また次回をお楽しみに!! 
Commented by tarumae-yama at 2010-01-10 11:03
maatotaさん
天気図の等圧線の間隔からは想定外の強風でした。
先行者が引き返した判断の速さに驚きましたが、遊びに無理をする事はないですから、もう少し穏やかなときにまた出かけます。
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