大晦日の夜は、久しぶりに札幌交響楽団によるコンサートを聴きに行った。
今年で13回目となるジルベスターコンサートだそうだが、深夜のコンサートが初めてならカウントダウンで新年を迎えるのも初めてだったから、演奏者と聴衆が一緒になって新年のお祝いをするのは新鮮だった。 演奏者個々の印象としては、 山下洋輔のピアノによるガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」は、普段CDで聞き慣れていたのと比べるとソロの部分が長い上にアドリブの演奏が目立った。 それでも、67歳とは思えない情熱的な演奏は、聴衆から大変好評であった。 川久保賜紀のヴァイオリンは、CDでも聴いたことがなかったが、素晴らしいテクニックだった。ただ、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、何時も聴くCDよりスローな演奏だったが。 森川栄子のソプラノも声量豊でまた美しい声質がなかなか良かった。 最後に、指揮者の現田茂夫は、派手でも地味でもない堅実な指揮ぶりという印象を持った。 蛇足だが、指揮者の妻はソプラノ歌手の佐藤しのぶだと言う。 アンコールは、3人のゲスト奏者が一曲ずつ演奏した後、聴衆の手拍子と一体となった「ラデッキー行進曲」でコンサートを締めくくった。 NHKの紅白歌合戦を見ることはできなかったが、こんな大晦日の過ごし方もありかな、と感じた楽しい演奏会であった。 地下鉄から中島公園を横切ってコンサート会場へ 前方に家内と息子 会場前のイルミネーション 開演30分程前に場内を 当日のプログラム、写真の上でクリックすると大きくなります。 小樽や千歳から初詣客のための臨時電車で帰宅
by tarumae-yama
| 2010-01-01 14:32
| 音楽
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Comments(2)
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maatota
at 2010-01-02 00:47
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大晦日のステキなコンサート、更にカウントダウンで新年の幕開け・・ 今年、ハッピーな年になりそうですね。
熊本は雲が多くて、初日の出は拝めませんでしたよ。 新年の挨拶は控えますが・・ どーぞ、今年も宜しくお願いします。
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tarumae-yama at 2010-01-02 09:34
maatotaさん
今年が明るい年になってくれたら嬉しいですね。 とりあえず健康な1年であるように心がけたいと思っています。 今年もお会い出来ることを楽しみにしています。 こちらこそ宜しくお願いします。
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