旅先からモバイルPCで飯豊登山の様子をすでにアップしているが、今日はその続報。
さすがにこの山を日帰りする登山者は少ないようで、大日杉から登ってきたという単独登山者だけが日帰りだった。 三国岳下の岩場で追いついた東京からのツアー登山者(8名にガイドが2名)は、2泊とのことで大きなザックを担いでいた。 早朝、人気のないキャンプ場をライトなしで歩けるようになってからスタート。 昼から晴れるとの予報を信じ、時間調整のため地蔵山のピークを踏んだまでは良かったが、牛ヶ岩山まで行ってコース間違いに気がつき戻るという大チョンボ。 地蔵山まで往復1時間を走るようにして戻ったから、その後心身に大きなダメージを受けた。 飯豊山の登りで両足がつり出し、今まで経験のない両手指までもおかしくなった。 持参した「ツムラ68」を3袋全て頂上到着前に飲みきってしまったから、今度足がつったら日没前に戻ることが出来るだろうかと大変不安になった。 そんな気持ちを抱きながら何とか昼過ぎに無人の頂上到着。 直前にガスが時々切れ、雄大な景色の一端を見ることができたのは本当に幸いであった。 途中、草履塚辺りで青いケースに入ったカシオのデジカメを拾った。 どのような方法で持ち主に返すべきか思案しながら登っていると、下山中の登山者からカメラを見なかったか?と声がかかった。 デジカメのメーカーを聞いたところキャノンと答えたので、??と思ったが、青いケースに入っているというのは正解だったので、そのまま渡したが、普段使っているデジカメ(多分2,3年前のもの)のメーカーを間違えるものだろうか? まあ、そんなやりとりがあった登りであった。 頂上で天気の回復を待つ余裕はなく、証拠写真を撮ってすぐに下山開始。 切合小屋から三国岳小屋までのアップダウンは長く感じて辛かったが、水場ですっかり生き返った気分になれた。 水場からは痙攣の不安もなく、一気に家内の待つ登山口に到着した。 山行記録 川入御沢キャンプ場05:13→上十五里06:25~06:30→地蔵小屋跡07:05→地蔵山07:34→牛ヶ岩山08:05→地蔵山08:34~08:40→三国岳小屋09:25~09:30→切合小屋10:50~10:54→本山小屋12:15→飯豊山頂上12:27~12:35→本山小屋12:47→切合小屋13:50~14:03→三国岳小屋14:55~15:00→水場15:42→地蔵小屋跡15:47→上十五里16:11~16:15→川入御沢キャンプ場16:52 休憩、コース間違いを含め登りに7時間14分、下りに4時間17分 GPSによる歩行距離28.22km 昨年10月4日、平ヶ岳でお話しした長岡のじゅんこさんのHPに、私の10日後に登っている飯豊山がアップされている(登山口は違う)ので、事後承諾だがご覧頂きたい。 御沢キャンプ場にあった飯豊山のコースガイド、写真の上でクリックすると大きくなります 三国岳下の岩場を登る東京からのツアー登山者 スリル満点の御秘所 草履塚の鞍部にある姥様 もう少しアップで 頂上からの眺望 飯豊山GPSの軌跡、牛ヶ岩山までピストンを楽しんだ?のが分かる。クリックすると大きくなります
by tarumae-yama
| 2009-10-17 13:33
| 日本100名山
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Comments(2)
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maatota
at 2009-10-18 01:16
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うひゃー、タイムを見て・・ やっぱり大変なお山でしたよね。登山口着が17時前なら、もう薄暗かったのでしょうね。 「ツムラ68」が役に立って良かったです。 あー、食事も出してくれて衛生的な山小屋があったら良いのになぁ・・ ナーンテ、ふふふ
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tarumae-yama at 2009-10-18 09:34
maatotaさん
飯豊山、精神的には幌尻・戸蔦別岳日帰りより辛かったです。 帰りは途中からのヘッデンを覚悟したのですが、何とか間に合いました。 「ツムラ68」の即効性をあらためて認識しましたが、もう少し薬効が長続きしてくれれば最高だと思いました。
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